外舘和子 Kazuko Todate
多摩美術大学教授・国際陶芸アカデミー会員
ニッポンブランド・マイスター講座 本科講座監修
担当講座創造のシステムから見た日本の「うつわ」
【プロフィール】
茨城県陶芸美術館主任学芸員等を経て、現在、多摩美術大学教授(工芸論、工芸史、博物館学等担当)。また、いばらきデザインセレクション審査員(2007年~)、伊丹国際クラフト展審査員長を務めるなどクラフト、デザインの発展、および関連する地場産業の育成にも尽力。一方で、テート・セント・アイブス『Kosho Ito Virus』(2002)を皮切りに、国際交流基金主催海外巡回展『Handcrafted Form』(2005年-)、SOFAシカゴ(2007)、第5回韓国・世界陶磁ビエンナーレ2009 諮問委員、スミス・カレッジ『Touch Fire』(2009)、フランクフルト工芸美術館(2011)、韓国・京畿世界陶磁ビエンナーレ2017など、国内外の美術館、大学等で展覧会監修、執筆、講演、審査員を行う。主著に英文著作『Fired Earth, Woven Bamboo: Contemporary Japanese Ceramics and Bamboo Art』(米ボストン美術館、2013)。『日本近現代陶芸史』(阿部出版、2016)。現在『陶説』『陶工房』『炎芸術』に毎号連載、『毎日新聞』「工芸の地平から」を奇数月の第2土曜連載中。
【メッセージ】
工芸は私たち日本人が世界に誇ることのできる美意識と歴史を含んでいます。工芸を理解することは、私たち一人一人の人生を豊かなものにすると同時に、国際社会の中でしっかりと歩んでいく力になるものと思います。