「ニッポンの酒のこと、知っていますか?」
「日本酒のキホン」に続き、「日本酒マイスター」講座は、さらに日本酒を知る、酒蔵見学を含む全四回の連続講座。
歴史・農業・科学など、様々な切り口で日本酒を取り上げ、受講内容に沿った多様な日本酒を味わいながら、より深く日本酒を知る、五感で学ぶ講座です。
「日本酒講座」では、日本中のお酒に精通している、日本名門酒会随一の日本酒のプロが美味しい日本酒の愉しみ方を伝授いたします。
日本酒の懐の深さを知り、日本酒の魅力を再発見しましょう。
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第1回:日本酒と米 ~日本酒の熟成~ 11月23日は勤労感謝の日。農業国だった日本では、この日に「新嘗祭」が行われました。 この行事は、天皇が天神地祇に新穀と新米で造った酒を奉げて、共に食する収穫祭です。第一回の講座では、日本で稲作が盛んになった意味と、自然環境を学びます。さらに、日本酒の一年を見たとき、初冬のこの時期は、熟成酒の季節です。日本酒の熟成について唎酒しながら学びます。 >>唎酒:熟成酒(寒おろし) 第2回:日本酒の歴史 ~お燗酒に向く日本酒~ 12月は、日本酒造りが本格化する季節。寒造りが定着した江戸後期には、主産地の灘地方(兵庫県神戸市・西宮市)では、気温もぐっと下がる冬至を迎えて酒母を仕込む「冬至酛」が習わしでした。当時の酒母は生酛。この生酛とその改良型である山廃酛で造られたお酒は、熟成に適し、お燗でさらに本領を発揮します。生酛、山廃酛を通じて、日本酒の歴史に触れ、お燗酒の美味しさを唎酒しながら学びます。 >>唎酒:生酛、山廃酛 第3回:日本酒の「蔵元」 ~蔵元訪問「寒造り」体験~ 一年で最も寒い「寒」の時期に、千葉県の蔵元を訪問。蔵内見学及び、仕込み作業を体験する講座です。新潟から移築した古民家での昼食や蔵元の酒を唎酒。また当日仕込んだ酒に、ラベルを描き、オリジナルの一本を作成します。 ※約1ヵ月後にお1人1本、弊社東京ミッドタウン内店舗「THE COVER NIPPON」に届きます。 【訪問先】千葉県酒々井 「飯沼本家」 ※創業江戸元禄年間、以来300年有余年の歴史を誇る銘酒「甲子正宗」の蔵元 【会費】10,800円(税込み:単独受講の場合) ※最寄り駅まで各自集合。駅から蔵元への移動・昼食代・試飲代・オリジナルラベルの酒(720ml)1本含む。 前回の様子はこちらからご覧いただけます。 第4回:日本酒と食~季節の酒と肴~ 暦の上では春を迎えたとはいえ、一年でもっとも寒いこの季節には、新酒が続々と登場。フレッシュで軽快、少し荒々しさもある「しぼりたて」は、季節の食材との相性抜群。「しぼりたて」を中心に、日本酒の季節と食の相性を、唎酒しながら学びます。 >>唎酒:しぼりたて(無垢之酒) |
会場 |
第1.2・4回 東京ミッドタウンガレリア 3F THE COVER NIPPON 店内 第3回 蔵元(千葉県) |
費用 | 4回一括払い:30,000円(税込) 第1.2・4回 各7,000(税込) 第3回 10,800円(税込) ※教材・日本酒(唎酒6種類)・おつまみ代含む。 |
定員 | 各回 10名程度 ※先着順、定員になり次第、締切致します。 |
講師 | 森 晃一郎(日本名門酒会本部) |