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日本の文化を自分の言葉で
世界のひとに伝えられるようになりたい
コンテンツ販売業  上野雅之さん  16期生

上野雅之さん

この講座を受講しようと思ったきっかけは、自分のなかに断片的にある日本文化の知識を体系化して、もっと理解を深めたいと思ったからです。
これまでに、海外の研究所との共同研究やコンテンツの販売の仕事を通じて、海外の人たちとお話をする機会があり、彼らが日本の文化に興味、関心を持っていることを感じていました。なかには私より勉強している人がいて、驚くというより、自分の言葉で日本のことが語れない自分がなさけなく思いました。
元々、日本の伝統工芸品が身近にある生活環境にあり、大学では日本史を学んで、自分では日本の文化を知っているつもりでいました。しかし知っているだけではだめでした。

今年になって仕事の区切りがついたのを機会に、長年の思いをかなえるために日本文化を体験することによって学ことを始めました。先ずは「禅」、そして「日本舞踊のしぐさ」、「殺陣」、「茶道」などです。「禅」では心だけでなく、衣・食・住についても考え直すことの大切さを学びました。「殺陣」は時代劇ではなくてはならない剣術の演技ですが、日本文化の根っこにある「形の美しさ」を再認識しました。

殺陣教室井上先生と仲間たち

もっと勉強したいと思っていた時にこの講座を見つけて受講を始めました。まだ受講中ですが満足しています。特に日本のモノづくりが直面している、伝統が途絶えてしまうという危機的状況を改めて知りました。工業製品作りでも同じ課題を持っていますが、日本の文化、伝統工芸品の分野では個人の力に頼るところが大きいので、企業の支援よりも、多くの人が小さな力を合わせて支え、つなぎ、発展させていくことが大切だと思います。こんな思いと同じ思いを持った人たちと同じ場所で勉強できることが、私の励みになっています。

限られた時間のなかで日本文化のすべてを理解することはできませんが、ここで学んだことを礎として、さらに学習を続けて、いつの日か「日本の文化を自分の言葉で世界のひとに伝えられるようになりたいと思います。

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