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今の生活のニーズに合った工芸品を提案し、雇用にも繋げていきたい。
合同会社 琉球工房 代表  比嘉美穂さん (1期生)


比嘉さん

セレクトショップの経営をしているうちに、沖縄のモノだけを集められないかと思いましたが、沖縄の工芸品は、すごく高いか、お土産品かのどちらかで、普段使いできるモノがあまりありませんでした。それなら、モノづくりから関わろうと思い琉球工房を立ち上げました。(※琉球工房=比嘉さんが代表を務め、沖縄の素材・職人の手による工芸品を商品化し、流通させている)こんな小さな島にこんなにたくさんの工芸があるのに、生かされていないのがもったいないと思いました。

講義の中で、自分と違う分野のモノづくりのお話も全て自分の仕事に置き換えて考えることができました。地域のくくりではなく日本の工芸技術・文化も学び、幅広い世界に提案できる商品が価値を作っていくと思います。琉球工房の立ち上げまでは特に「モノづくり」に興味があった訳ではありませんが、仕事を通じ、ニッポンブランド・マイスター講座を受講し、日本には知られていない工芸が数あることを再認識し、もっと知りたい、学びたいと思いました。そして、広い世界の方達に受け入れられるジャパンブランドのモノづくりをしていきたいと思いました。

伝統工芸を伝えるのは良いことだと思いますが、今の生活に合った新しいモノがなく、自分達の生活に入ってこないので、地元の皆さんはあまり興味がないようです。時代のニーズに合わせたデザインも取り入れた方向の工芸品を提案し、若い人達にも興味を持ってもらい、雇用にも繋げて行きたいです。職人も育てたいと思っています。

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