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【開講背景】

地域の活性化のための日本のモノづくりファンを増やしたい
ニッポンブランド・マイスター講座を運営するメイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社は、「継承と発展-日本文化のアイデンティティの確立」を企業理念に掲げ、日本製にこだわったライフスタイルショップ「THE COVER NIPPON(東京ミッドタウン)」などで、流通を通して地域のモノづくりの活性化を支援してきました。 しかしながら、流通を促進するだけでは、地域のモノづくりの活性化は難しい状況であるため、日本のモノづくりファンをより多く育成するために2009年7月にニッポンブランド・マイスター講座を立ち上げました。

【目的】

モノづくりを通して日本の伝統や文化を学び、
「日本の価値」を伝えることができる人材をより多く輩出する

失われていく地域のモノづくり文化を継承、発展させるための活動の一環として、今に残る日本のモノづくりを通して、日本の伝統・文化を学ぶことにより、「日本の価値」に気づき、それを伝える人材をより多く育成することを目的とした講座です。

【講座内容】

伝統的に受け継がれたモノからその現状まで、様々な角度から学ぶ
ニッポンブランド・マイスター講座では、器・漆・和紙・染色など伝統的に受け継がれたモノづくりの基礎から、デザインや流通など現代の生活に即したモノづくりの現状まで、全般的に学べる「マイスター本科」から、専門的な知識を深め伝えていく「マイスター師範科」、お好きなテーマからお選びいただける「公開講座」、工場や工房で生のモノづくりの現場にふれる「産業観光」などがあります。様々な角度から日本のモノづくりを学び、知識や理解を深めることができます。

【ニッポンブランド・マイスター講座の意義】

身近なモノを通して日本の価値に気づくことにより、
自身の生活に取り入れることができ、伝え、残すことができる

日本の伝統・文化を学びたいという方が増えているようです。日本を学ぶ方法は様々ですが、当講座は、より身近なモノという側面から日本の価値を知ることにより、飾り物の知識ではなくご自身の生活に変化をもたらす学びの体験を提供し、それを伝えていく人材を輩出することを目的としています。 普段わたしたちが何気なく使っているモノや身の回りのモノには、実は日本の歴史や、伝統・文化、地域ならではのかたちなど、沢山のことが詰まっています。それらが作られた背景、身近な日本のモノづくりを学ぶことは、日本の昔を知り、日本の今を見ることです。 情報やモノや人が自由に行き来する現代では、日本は均質化され、時流に合わないモノは生き残れなくなっています。そんな中で消え去りゆくモノの中には、本当は残すべきものが沢山あるのではないでしょうか。私たちがそれらのモノの価値、ひいては「日本の価値」に気づき、それらが培われてきた背景や、大切さを知り伝えることにより、残しゆくモノや豊かな心を、次の世代へと繋げていけると考えます。

【このような方におすすめです】

・地場産業のメーカー
他業種のモノづくりを知り、地場の産業に生かせます
・ショップ販売員
日本のモノの価値を知り、説得力のある接客ができます
・外国の方と接する機会の多い方
自国の魅力を自信を持って伝えることができ、また、おもてなしにも役立ちます
・デザイナー
モノづくりの歴史・現状を知ることにより、デザインの幅が広がります