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第1回マイスター専科「日本のうつわ」第3回開催しました

2012年11月3日
マイスター専科「日本のうつわ」第3回を開催しました。

全3回の最終回となります。

テーマは「人間国宝の作品に触れる」

日本の文化の特徴である
桐箱に収められた陶芸作品に実際に触れ
その感触を体験します。



今回は久しぶりに
東京ミッドタウンのカンファレンスルームでの講座です。

前半は備前焼の歴史を学びます。

古備前と呼ばれる鎌倉・室町時代から
茶道と共に成熟していく桃山時代、
江戸時代を経て、
「陶芸」という言葉が生まれた昭和、
そして今も創られ続けている備前焼。

当日外舘先生がご用意して下さったのは、
先生が所有されている備前焼作家

■伊勢崎淳氏(重要無形文化財保持者:人間国宝)
の花器です。



桐箱もピンからキリまで様々ありますが
伊勢崎淳氏の桐箱は
素晴らしい桐箱です。



焼き物を包んでいるのは
ウコンで染められた布。





受講生1人づつ
実際に桐箱の紐を外し
桐箱から作品を取り出し
手に取り
又桐箱に戻すまでを実体験しました。



作品には作家のエネルギーが詰まっています。
手にしてそのパワーを体感した貴重な講座となりました。

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