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銘柄で飲んでいませんか? 料理を美味しく感じさせる 日本酒選びのセオリー

 全3回シリーズ「今宵 ニッポンの酒を知る 日本酒マイスター講座」の最終回は、「日本酒と食のマリアージュ」がテーマ。第1回の座学「日本酒とは」、第2回の「蔵元訪問『寒造り』体験」に続き、日本酒のプロの集まる日本名門酒会の中でも群を抜く知識量をお持ちの森晃一郎先生をお迎えし、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン宝」(東京国際フォーラム)にて五感のすべてを使って日本酒を学びました。

 日本中、そして海外からも注目を浴びている日本酒。全国の地酒を取り揃えるお店が増えていますが、銘柄だけで日本酒を選んでいませんか? 日本酒は料理と合わせると、味わう楽しさが数倍にも膨らみます。そのために覚えておきたいのが、地域によって風土・食文化の異なる日本ならではの日本酒の産地特性。ここではそんな「日本酒と食のマリアージュ」の一部をご紹介します。

 日本が世界に誇る調味料である味噌と合うのが、飛騨の銘酒「久寿玉(くすだま)」。岐阜県の北部、山深い飛騨地方の中心にある高山市は、つい近年まで陸の孤島と呼ばれ、干物や味噌焼、漬物といった保存の効く食文化が発達しました。久寿玉のボリューム感のある濃厚辛口の味わいは、そうした塩分の多い料理にも合うよう生み出されました。一口含むと広がるキレの良い酸味。料理の塩分は、酸味の多いお酒との相性が良いのです。反対に料理の酸味は、甘口のお酒との相性が良く、今回の講座では、「久寿玉」と飛騨の名物「朴葉味噌」風料理のマリアージュを楽しみましたが、このセオリーを知っているだけで「“料理”がおいしくなる組み合わせ」「“お酒”がおいしくなる組み合わせ」がいろいろ考えられますね。

 第1回・第2回講座からの連続受講者も、初めての参加者も、「日本酒」という同じ興味・関心からすぐに打ち解けて、大いに盛り上がった講座となりました。

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