- 2015年3月16日
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第16期&17期「日本茶の愉しみ」講座を開催しました。
第16期&17期「日本茶の愉しみ」講座を開催しました。
講師は
日本ドリンク協会代表理事であり、日本茶インストラクターの
山上昌弘先生です。
講座は、まずウエルカムドリンクの冷茶が出され
それを味わうところからスタート。
山上先生が世界各地を訪れ、日本茶がどのように飲まれているかのお話。
国によっては「日本茶」と書いてあっても実際は「中国茶」だったり・・・
世界の茶の生産量の中で日本茶の割合はまだまだ小さいですが
「抹茶ラテ」など市民権を得ています。
国内の日本茶の生産地にも変化があります。
かつては美味しいと名を馳せた産地も
機械化できず、生産者が減っているところが多々あります。
逆に機械化が進み、
リーズナブルに生産している地域の生産量は増えています。
用途としてはペットボトル用が主だそうです。
需要と供給、そして伝統の技の継承問題はここにもあります。
2番目に出されたのは玉露の「雫茶」
その豊かな香りと味わいに皆さん感激です!
そして実際に急須を使って煎茶を淹れます。
茶葉の量・お湯の量と温度など、山上先生の指示を正確に実行します。
伝統的な煎茶の色は「金色透明」
香り高く繊細な味わいです。
皆さん、自分で淹れた美味しい日本茶に大満足。
後半は、急須研究家の村田先生より、急須の機能についてのお話。
村田先生がご用意したのは常滑の急須の数々。
日本のモノづくりの技がここにも凝縮されています。
日本茶の美味しさを体感し、
自宅でも美味しい日本茶を頂きたくなりました!
山上先生のプロフィールはこちらへ
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/yamagami_masahiro/