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マイスター本科第14期第1回講座を開催しました。

2014年2月15日 マイスター本科第14期第1回講座を開催しました。

生憎の大雪の為、会場の東京ミッドタウンまでお越しになれず
欠席の方もおられましたが
本科講座は他の期での振替受講ができますので
ご安心頂きました。

マイスター本科第1回講座は、オリエンテーションと
国際陶芸アカデミー会員・美術評論家の外舘和子先生による
「想像のシステムから見た日本の“うつわ”」です。

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外舘先生より、マイスター本科講座の趣旨と8ヶ月かけて何を学び、得ていくかのお話があり、
各受講生から自己紹介とともに受講の目的について語って頂きました。

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その後、「想像のシステムから見た日本の“うつわ”」講座です。

前半は日本のうつわの歴史を遡り、現代までを分かり易く学びます。

近現代では、焼き物の産地と、生産工程の違い、デザインの関係性や
「クラフトデザイン」という日本独特の作家のあり方など
初めて聞く言葉も多かったのではないでしょうか。

後半は、受講生の皆さんが持ち寄った
「日常よく使う湯呑、またはカップ」について、グループごとにディスカッション。

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ディスカッション

皆さんそれぞれの特徴、気に入っている理由など熱く語り、盛り上がっていました。
その後、各グループ代表によるプレゼンテーション。

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外舘先生に講評して頂き、
焼き物の種類、作家さんの思い、使い手の姿勢など、改めて感じることも多かったようです。

外舘先生

外舘先生から、「焼き物は、日常に使うものこそ持ち主の美意識の基準になる。」
という言葉を頂き、使う側のこのような思いが、作り手のさらなる意欲やクオリティに繋がるのだと思いました。

これからの8ヶ月間で、受講生の方々のモノへの意識がどう変化するか
とても楽しみです!

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