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マイスター本科第10期 6回「日本の生活デザイン」講座が開講されました。

2013年8月24日

マイスター本科第10期の講座も、先日で第6回目。残すところあと2回となりました。
今回は“匠”がテーマの「日本の生活デザイン」講座を開催しました。



プロダクトデザイナー、村澤一晃氏をむかえ、スタートした講座。

前半は『日本は木の文化である』という所に焦点を当て、
人々の生活に合わせて家具がどのように変化していったのかを教えて頂きました。

 

その後、村澤先生の持参してくださった木のブロックと、受講生の皆さんに持ち寄ってもらった
“日常使用している木の道具”を見ながら、その木は“針葉樹”なのか“広葉樹”なのかを考えます。

見た目や、肌触り、叩いてみたときの音などからヒントを得て、それぞれ考えていきます。
(※しかし、当てるのはプロでも相当難しい!)

自分の持ち物の素材や材質が分かってくると、木そのものに興味がわいてきます。

また、今回の講座で、日本は植樹も含めて、世界で有数の森林国であるということを知りました。
しかし、輸出よりも輸入する木の量が多く、日本国内の多くの木々がうまく活用されないままの状態になっています。

モノづくりを考えるうえで、このような日本の現状を知ることはとても大事ですね。

作る側、使う側、もう一度身近な「木」という素材を通して、見つめていきたいと思いました。

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