書や画をかき写すためだけでなく、西洋に比べて、古くから生活の中で幅広い用途に使われてきた日本の手漉き和紙。そのような日本で独自に発達した紙の文化は、幕末から明治にかけての文明改革期に万博などを通じてヨーロッパに渡り、欧米諸国の人々の生活に大きな影響を与えました。今回は、「ヨーロッパに渡った日本の紙」の歴史を紐解くことで、日本の紙の文化や日本の暮らしを見つめ直す、特別プログラムの講座です。
日時 | 2011年6月25日(土) 14:00~15:00(受付13:45) |
場所 | 東京ミッドタウン・カンファレンス(ミッドタウン・タワー4F) |
費用 | 無料 |
講師 | 和紙造形作家・マイスター本科講師 大柳 久栄 |