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大柳 久栄/Hisae Ohyanagi
和紙造形作家

紙

担当講座日本の紙-和紙

最も薄く、強く、風合いが美しい紙「和紙」。日本文化を支え伝えてきた和紙の歴史と製造方法や使われ方を学ぶ。後半、実際の和紙を使い「折形(おりかた)」を体験し、日本に伝わる包みの礼法と日本人の真心を知る。

【プロフィール】
女子美術大学芸術学部図案科卒業。元女子美術大学講師。(公益財団法人)河鍋暁斎記念美術館評議員。日本画家「河鍋暁斎」の研究と下絵の修復、書写用料紙制作、建築空間のための創作、本の装丁・装画、打ち紙の研究のかたわら、講演・執筆を通じて和紙の伝承にも幅広く活躍。
『南総里見八犬伝』(室町時代後期を舞台に、安房国里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説)の版元である文溪堂工房主宰。

【メッセージ】
和紙は四季のある自然風土に育まれた日本の文化を支えた基底材としての役割を担ってきました。文化史をたどることは、紙の歴史をたどることと同じです。この両者を確認し和紙のこれからを考えてみましょう。

講座の風景から

  • 2015.2.17
    マイスター本科第16期第6回「日本の紙-和紙」講座開催しました。

  • 2014.2.25
    マイスター本科第12期6回「日本の紙-和紙」講座開催しました

  • 2013.10.16
    本科「日本の紙―和紙」講座で大柳久栄先生による折形のワークショップを体験

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