大澤 美樹子/Mikiko Ohsawa
女子美術大学名誉教授
担当講座染色デザインから見る日本の美
「型染・友禅・注染」など手仕事の伝統的な染色から、近代のテキスタイルまで、日本の染色技術とデザインの質の高さを染布から学ぶ。後半、型紙や刷毛など染めに使う道具を前にし、日本のモノづくりの技術を知る。
【プロフィール】
女子美術大学卒業。型染と注染を中心に染色作品の制作・研究を行う。毎年国立新美術館「国展」を中心に作品発表。海外では(米)日本テキスタイル米国巡回展、(英)世界国際教育会議美術展、(英)ブラックウェル美術館国画会展、カンブリア大学で制作発表。
安宅賞、日本民藝館展奨励賞、女子美術大学大村賞特別賞などを受賞。国画会会員。
【メッセージ】
染色、そこには色と柄があります。用途としては無地の布でよいのに、昔々から布に模様が描かれているのは何故?それは自然や人の気持ちを直接表現できるのが、色と柄だからです。