第2回 マイスター専科講座「ニッポンのうつわ II」全3回
本科監修の外舘和子氏による「ニッポンのうつわⅡ」は、モノの価値や伝えていくべき本質を理解し、これからのニッポンの未来に残していくべきものを見極める目を養い、自分の言葉で表現し伝える力を身につけることを目指します。
第1回 | クローズアップ備前 |
日程 | 2014年6月14日(土) 13:00~16:00 |
テーマ | 本科では陶磁史1万3千年を概説しましたが、今回は備前焼約800年の歴史をクローズアップ。事前の課題の発表やディスカッションなど、受講生の皆様に積極的に参加して頂きます。 |
第2回 | 備前に触れる |
日程 | 2014年7月12日(土) 13:00~16:00 |
テーマ | 備前焼の人間国宝の作品に実際に触れ、やきものの取り扱い方、具体的な作品の見方を知るとともに、桐箱や箱書き、紐の結び方など日本の箱文化を学びます。加えて、作品の特徴を「自分の言葉で表現する力」を磨きます。 |
第3回 | 備前を伝える |
日程 | 2014年8月2日(土) 13:00~16:00 |
テーマ | 備前焼の人間国宝・伊勢崎淳の作品をテーマに、グループディスカッションして行きます。作家のやきものに対する考え方や作品の特徴や魅力を、やきものに余り興味がない人、あるいは外国人などに「自分の言葉で伝える力」を身につけることを目指します。 |
- ■ 講師
- 外舘和子(美術評論家/国際陶芸アカデミー会員)
筑波大学卒業後、オハイオ州立大学TA留学。茨城県近代美術館、茨城県陶芸美術館を経て現在、茨城県つくば美術館主任学芸員。2002年 英国テート・セント・アイブスに、日本キュレーターとして初めて招聘され、レクチャーを行う。以後ハーバード大学、SOFAシカゴほか海外で数多くの講演等を実施。2009年10月米国スミス・カレッジ美術館で講演。
専門は近現代陶芸史、工芸史 - ■ 受講料
- 45,000 円(税抜き)