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ツアーコンシェルジュとして
日本の良いもの
美しいものを世界に紹介
Into Japan Specialist Tours勤務
VIPサービスディレクター 増田恵美さん (2期生)

増田さん

私は特にモノづくりとは何のご縁もない環境にいます。仕事は外国人専門旅行業のツアーコンシェルジュとして、海外からお越しいただいたお客様に、日本の旅をコーデイネートし、ご要望に応じて通訳兼エスコートをいたしております。近年では、日本政府観光局(JNTO)が推奨する観光立国ニッポンキャンペーンと並行して、日本が旅行先としてずいぶんと認知していただけるようになり、毎年世界中から多くのお客様にお越しいただけるようになりました。

そのような中、私がNBM講座に興味を持ったのは、日本の良いもの、美しいものが持つ本質や背景をお客様にご案内したいと考えたのがきっかけです。講座では、漆などの複数のテーマがまとめて学べること、専門性の高い講師陣であること、そして同じ興味を持つ仲間に出会えることが魅力的でした。

実際の講座は、素人の私でも理解できる内容で、何より1テーマを多方面から多角的にご説明いただけるのでいくつもの発見があり、たいへんおもしろく感じました。特に興味深かったのは技術、素材、産地とデザインとの関係性、ものづくりと美意識における日本と西洋の違いです。やはり人々が長い間愛してきたものには、愛され続ける理由がきちんとあることを確認し、日本が持つ自然の恵みと伝統技術の底力に感銘を受けました。また講座はリラックス要素もあり、お茶がテーマの時は新茶を味わいながら意見を交わしたり、和紙がテーマの時は折形を学んだり、思わず笑顔になりました。

そして机上では味わえないものづくりの現場を知るため岐阜県・美濃焼の産業観光ツアーに参加したときには、普段立ち入ることのない工場を見学させていただき、生まれて初めて器ができる過程を知りました。ツアーを巡る中、歴史的背景、地の利、自然との共存、人々の変化への対応、どれひとつを欠いても美濃焼は成り立ち得ない奥深さを学びました。

最近のメイド・イン・ジャパンの商品は国内外を問わず、現代のライフスタイルに適合した商品が増えたと感じます。実際サウジアラビアからお越しになられたVIPのお客様も、漆カトラリーの良さに魅了され10セットをご購入されるという出来事がありました。世界中の名品を吟味しているお客様が選ばれる良いものが日本にはあると実感できた瞬間でしたし、日本人としてたいへん嬉しく思いました。講座は終了しましたが今後も愛する『日本』だからこそ、この国が長い歴史のなか受け継いだ『日本の良いもの、美しいもの』を世界の多くの人々に紹介し、ご理解いただけるよう日々精進してまいります。

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