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日本の優れた商品や文化を海外に発信していきたい 
貿易業 後藤芳輝さん (2期生)

空手仲間たちと
Japan Dayで空手を披露
友人の結婚披露パーティーにて

NBM講座を受講したきっかけは、14年間生活したニューヨークより帰国したのを機に、日本文化をしっかりと勉強してみたいと思ったからです。NYではここ10年間で日本食をはじめとして、日本の文化や伝統製品もかなり浸透してきました。その一方で、私自身が外国人からそれらについて質問されても答えられないことが多く、日本の文化、伝統製品の良さを歴史的背景なども含めてきちんと説明できるようになりたいと常々考えておりました。そしてそれを通して、なぜ日本の文化、製品が高い評価を受けるのか、日本のモノを海外で広めるためにはどうアプローチしたら良いのかなどについて、自分で判断できるようになりたいと思ったからです。

講座を通して、やきもの、漆器、和紙、染物、お茶の歴史、作り方、使い方などを学んだことに加えて、色使いやデザインといったモノの見方を学ぶことにより、これまでよりも深い視点で鑑賞や評価ができるようになったと思います。伝統に裏打ちされた職人の技術の凄さに加えて、産地の歴史や風土にも密接に関係した上でそれぞれの製品が成り立っていることが分かり、モノを鑑賞する際の楽しみが増えました。

これまで自分でモノを選ぶ際の基準はデザインや値段が中心でした。しかし海外からの安い大量生産品などは消費者にとってメリットもある一方で、そればかりに捉われてしまうと、大事なものを見失ってしまう可能性があることも気付きました。学べば学ぶほど、日本の伝統文化や製品の奥の深さ、素晴らしさというものを実感するようになりました。自然との結びつき、相手への心配り、細部へのこだわりなどは日本特有のものであり、日本の文化としてぜひ残していかなければならないと感じております。

講座以外でも懇親会、メーリングリスト、産業観光ツアーなどを通じて、同じ価値観を持った人達と知り合うことが出来たのも大きな収穫でした。講座には様々なバックグラウンドの人達が集まっており、皆がそれぞれの経験、興味、視点で日本の伝統文化やモノづくりに携わりたいと考えております。皆との交流を通じて、違う考え方や新しい価値観の発見などがあり、いい刺激を受けました。講座終了後もNBMメンバーで消費者の立場から日本のモノづくりを盛り上げようと新しいプロジェクトを行っております。

NBM講座を修了しても、まだまだ日本の伝統文化、モノづくりについて語れるレベルではありませんが、今後はこれまで学んだたくさんのことを踏まえて、より多くのモノや文化に積極的に触れていきたいと思います。日本の素晴らしい伝統文化やモノづくりを残していくためには、我々消費者もレベルアップしていくことが大切だと実感しております。将来的には、私の長年携わっている貿易業や海外生活の経験を生かして、日本の優れた商品や文化を海外に発信していくようなビジネスに繋げたいと考えています。

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