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カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座2018/8/21」開催しました

2018年8月21日
カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座」を開催しました。



参加者は世界各地から来日し、大学院で学んでいる方々。



講師は国内外で、風呂敷を通じて日本文化と日本の心を伝える つつみ純子先生です。



布を使う文化はアジア各地を始めとして世界各地でみられますが、
その中で、日本の風呂敷の「包む」文化は、独自のものと言えます。

日本に現存する一番古い風呂敷と言える布は
奈良の正倉院の御物を包んだ布といわれています。
又、1000年前の平安時代の絵にも、ものを包み運ぶ姿が描かれています。

風呂敷という名が生まれたのは室町時代。
将軍足利義満が、大湯殿を建て、近習の大名を風呂に入れてもてなしました。
その時に大名たちが絹布で脱いだ衣類を包み、着替えの際に敷いた布が、
風呂敷となったと言われています。



日本人が風呂に入るようになり、風呂敷という名前が生まれたといえます。

又、風呂敷に使われる模様は日本の四季や年中行事を表す柄、
幸せを願う吉祥模様など、日本の文化を伝えるものが多くみられます。


松竹梅


鶴と亀

昭和34,5年ころから、デパートやショップが紙袋を作るようになり、風呂敷は使われなくなりました。
しかし、最近になって、風呂敷は、エコ、日本文化、お洒落、防災、非常時災害時に役立つと見直されています。



ワインなど持ち運べる瓶包みに挑戦。



風呂敷バッグなど日常使える包み方を覚えたので
お土産として持ち帰りいただいた風呂敷を使ってください!



つつみ先生はこちら

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