- 2016年2月17日
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マイスター本科第20期第1回「うつわ」講座を開催しました
記念すべき第20期「ニッポンブランド・マイスター講座(NBM)」マイスター本科がスタートしました。
月1回全8回の講義からなるマイスター本科。初回はオリエンテーションと、NBM講座総合監修の外舘和子先生による「創造のシステムから見た日本の『うつわ』」の講義です。前半の講義では日本のうつわの歴史を遡り、後半は、受講生の皆さんが持ち寄った「日常よく使う湯呑、またはカップ」について、グループごとにディスカッションを行いました。その心は…「焼き物は、日常に使うものこそ持ち主の美意識の基準になる」――。
2009年7月の開講から現在まで、約500名がマイスター本科で学びました。「キャリアアップにつなげたい」「暮らしに活かしたい」「社会貢献に役立てたい」など、受講のきっかけはさまざまです。
一方で、日本のモノづくりの根底にある思い、それを体現する仕組みについて目を向ける日本の“モノづくりファン”という点では皆同じ。お互いが目標に向かって支え合える仲間といえます。新しく仲間に加わってくださった第20期生の皆さん、これから約8カ月よろしくお願いします。 - 2015年12月2日
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マイスター本科第19期スタート!
2015年11月28日(土)
マイスター本科第19期がスタートしました。
暮れも押し迫った11月末スタートの為でしょうか
今期は比較的首都圏の方が多く、
遠い方でも群馬や茨城からでした。
又、海外との関わりが深い方が多いのも特色です。
大使館関係の方、
日本に滞在している海外の方向け学校法人の方
ご主人が海外の方で海外生活が長い方などなど・・・
本科講座の講師陣は
国内外で活躍しているスペシャリストですから
日本のモノづくりが海外でどう見られているのかを踏まえ
どう伝えていくか、など、
実際にすぐ使える情報が満載の講座です!
第1回の講座のタイトルは
「創造のシステムから見た日本の『うつわ』」。
後半はグループディスカッション。
それぞれが日常いつも使っている「愛用のカップ」を持ち寄り
(実物や画像など)それについてプレゼンテーションします。
器について他の人の考えを聞く機会は一般にはあまりないので
このグループディスカッションが楽しかったと
多くの参加者が言っていました。
外舘先生のコメントはうつわへの愛情が溢れ、
「日常使いの器が使い手の美意識の基準になる」という言葉には
日々の生活への向き合い方が変わる素敵な言葉だ・・・
との声もありました。
「うつわ」の講座から
日本独自の「美」や「詫び寂び」に代表される
価値観などについての発見を得、
更に学びたいことが増えますね。
本科講座の3時間は、学びの次へのきっかけを生む講座です!!
外舘先生のプロフィールは
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/todate_kazuko/ - 2015年7月28日
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マイスター本科第18期がスタートしました。
2015年7月25日(土)
マイスター本科第18期がスタートしました。
弊社代表の赤瀬は全国の産地を飛び回り
東京にいることが少ないのですが
本日は久しぶりに第1回講座に参加できました。
赤瀬より、各地の産地の現状など
現場に行かないとわからない最新情報を踏まえ
この講座で何を得、
そして得たものをより多くの方に伝える「伝道師」となって貰いたい
との挨拶がありました。
これから8か月の各講座で
日本のモノづくりのエッセンスに触れ
日本の伝統・文化、そして暮らしを学び愉しんでください。
まず第1回講座は
工芸評論家・工芸史家・国際陶芸アカデミー会員の
外舘和子先生による
「創造のシステムから見た日本の『うつわ』」講座です。
第1回ということで
受講生同志が交流できるように
講座の後半はグループディスカッション。
各自お気に入りのmyカップの魅力を披露。
実物を持参される方
画像を見せる方など・・・
外舘先生の
「日常使いの器が使い手の美意識の基準になる」
という言葉が皆さんの心に深く刻まれたことと思います。
外舘先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/todate_kazuko/ - 2014年2月17日
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マイスター本科第14期第1回講座を開催しました。
2014年2月15日 マイスター本科第14期第1回講座を開催しました。
生憎の大雪の為、会場の東京ミッドタウンまでお越しになれず
欠席の方もおられましたが
本科講座は他の期での振替受講ができますので
ご安心頂きました。
マイスター本科第1回講座は、オリエンテーションと
国際陶芸アカデミー会員・美術評論家の外舘和子先生による
「想像のシステムから見た日本の“うつわ”」です。
外舘先生より、マイスター本科講座の趣旨と8ヶ月かけて何を学び、得ていくかのお話があり、
各受講生から自己紹介とともに受講の目的について語って頂きました。
その後、「想像のシステムから見た日本の“うつわ”」講座です。
前半は日本のうつわの歴史を遡り、現代までを分かり易く学びます。
近現代では、焼き物の産地と、生産工程の違い、デザインの関係性や
「クラフトデザイン」という日本独特の作家のあり方など
初めて聞く言葉も多かったのではないでしょうか。
後半は、受講生の皆さんが持ち寄った
「日常よく使う湯呑、またはカップ」について、グループごとにディスカッション。
皆さんそれぞれの特徴、気に入っている理由など熱く語り、盛り上がっていました。
その後、各グループ代表によるプレゼンテーション。
外舘先生に講評して頂き、
焼き物の種類、作家さんの思い、使い手の姿勢など、改めて感じることも多かったようです。
外舘先生から、「焼き物は、日常に使うものこそ持ち主の美意識の基準になる。」
という言葉を頂き、使う側のこのような思いが、作り手のさらなる意欲やクオリティに繋がるのだと思いました。
これからの8ヶ月間で、受講生の方々のモノへの意識がどう変化するか
とても楽しみです!