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マイスター本科第18期「日本の色-文化とその意味」講座開催しました

2015年10月10日(土)
マイスター本科第18期第4回「日本の色-文化とその意味」講座開催しました。

講師は女子美術大学教授坂田勝亮先生。

3

モノにはすべて色があり、
人にとって色はとても大事なものです。

1

しかし、色は
文化・宗教・気候・生活習慣など様々な要素によって影響を受け
その意味やイメージが異なります。

2

4

モノづくりに関わる人も
モノを使う立場のの人も
日本人の色の捉え方と海外の方との違いなどに
気付かされる講座です。

この講座をきっかけに
日本の伝統色により興味を持たれたり
海外の文化に興味を持つ方などがおられます!

東京ミッドタウンの弊社運営店舗
THE COVER NIPPONでは毎月色をテーマにコラムをアップしています。

5

10月は醸成月 葡萄色(えびいろ)
山葡萄の熟した実のような暗い赤紫色。

『葡萄』は「えび」と読まれた山葡萄の古名で、
葡萄葛(えびかずら)のことで
江戸中期頃から「ぶどういろ」と呼ばれるようになりました。
王朝文学にもたびたび登場し
古くから宮廷の人々に親しまれた色のひとつです。

坂田勝亮先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/sakata_katsuaki/

マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

6月22日
マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

講師は女子美術大学 教授の坂田 勝亮氏をお迎えしました。

講座が開始するとすぐに、会場の電気を消して真っ暗に。
坂田先生が取り出したのは某レンタルビデオ店のカードです。暗闇の中で見える黄色や青の色は、いつも見慣れている昼間のそれとは大分違ったものに見えました。身近なものの見方が変わる、不思議な体験です。

ヒトの感覚の中で、最も使われる視覚というものに左右されていく私たちの生活は、色の変化にも敏感に反応できるようになりました。


赤いものを見るとポジティブな気持ちになるのは、皆さん共通の感情ではないでしょうか。
それは太古の昔から、ヒトが進化する過程で本能的に刷り込まれた記憶でもあります。

後半は、それぞれ代表的な色について、象形文字などの紹介とともに解説して頂きました。
日本人と西洋人では、色に対する考えも、感情も違ってきます。

 


色の見え方というのは、私たちが歴史の中で過ごしてきた生き方、伝統や風土にも影響されるということが分かりました。

マイスター本科 第10期 第4回<日本の色-文化とその意味->講座を開催しました

6月22日
マイスター本科 第10期 第4回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

講師は女子美術大学 教授の坂田 勝亮先生です。

前半は、「色とは何か?」をテーマに、心理現象と色彩の関係について教えて頂きました。
砂漠を旅行した時に見た虹、私たちが普段よく見る光景でも、環境が違うと見えてくる色の感じ方も全く違ってきます。

生活や習慣によって変わってくる色彩感覚は、心理現象と深く関わっています。



後半は「色の意味とイメージ」をテーマに、白、黒、赤、緑、黄、青・紫、それぞれ解説して頂きました。
それぞれの漢字の成り立ちから、古来、日本人が何を見てその色を連想してきたかが分かります。

 

特に、青・紫といった色は、海外をはじめ、日本でも大変高貴な色とされてきました。
紫式部の古典「光源氏」などでも、色による階級分けがされています。

 

昔から、スポーツをする地面が緑色なのはなぜか……、制服の色が紺色なのはなぜか……。
本講座でその理由がひも解かれます!

日本人の生活や文化が、一つの色からも掘り下げられるというのが面白いですね!

マイスター本科第18期「日本の色-文化とその意味」講座開催しました

2015年10月10日(土)
マイスター本科第18期第4回「日本の色-文化とその意味」講座開催しました。

講師は女子美術大学教授坂田勝亮先生。

3

モノにはすべて色があり、
人にとって色はとても大事なものです。

1

しかし、色は
文化・宗教・気候・生活習慣など様々な要素によって影響を受け
その意味やイメージが異なります。

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4

モノづくりに関わる人も
モノを使う立場のの人も
日本人の色の捉え方と海外の方との違いなどに
気付かされる講座です。

この講座をきっかけに
日本の伝統色により興味を持たれたり
海外の文化に興味を持つ方などがおられます!

東京ミッドタウンの弊社運営店舗
THE COVER NIPPONでは毎月色をテーマにコラムをアップしています。

5

10月は醸成月 葡萄色(えびいろ)
山葡萄の熟した実のような暗い赤紫色。

『葡萄』は「えび」と読まれた山葡萄の古名で、
葡萄葛(えびかずら)のことで
江戸中期頃から「ぶどういろ」と呼ばれるようになりました。
王朝文学にもたびたび登場し
古くから宮廷の人々に親しまれた色のひとつです。

坂田勝亮先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/sakata_katsuaki/

マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

6月22日
マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

講師は女子美術大学 教授の坂田 勝亮氏をお迎えしました。

講座が開始するとすぐに、会場の電気を消して真っ暗に。
坂田先生が取り出したのは某レンタルビデオ店のカードです。暗闇の中で見える黄色や青の色は、いつも見慣れている昼間のそれとは大分違ったものに見えました。身近なものの見方が変わる、不思議な体験です。

ヒトの感覚の中で、最も使われる視覚というものに左右されていく私たちの生活は、色の変化にも敏感に反応できるようになりました。


赤いものを見るとポジティブな気持ちになるのは、皆さん共通の感情ではないでしょうか。
それは太古の昔から、ヒトが進化する過程で本能的に刷り込まれた記憶でもあります。

後半は、それぞれ代表的な色について、象形文字などの紹介とともに解説して頂きました。
日本人と西洋人では、色に対する考えも、感情も違ってきます。

 


色の見え方というのは、私たちが歴史の中で過ごしてきた生き方、伝統や風土にも影響されるということが分かりました。

マイスター本科 第10期 第4回<日本の色-文化とその意味->講座を開催しました

6月22日
マイスター本科 第10期 第4回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

講師は女子美術大学 教授の坂田 勝亮先生です。

前半は、「色とは何か?」をテーマに、心理現象と色彩の関係について教えて頂きました。
砂漠を旅行した時に見た虹、私たちが普段よく見る光景でも、環境が違うと見えてくる色の感じ方も全く違ってきます。

生活や習慣によって変わってくる色彩感覚は、心理現象と深く関わっています。



後半は「色の意味とイメージ」をテーマに、白、黒、赤、緑、黄、青・紫、それぞれ解説して頂きました。
それぞれの漢字の成り立ちから、古来、日本人が何を見てその色を連想してきたかが分かります。

 

特に、青・紫といった色は、海外をはじめ、日本でも大変高貴な色とされてきました。
紫式部の古典「光源氏」などでも、色による階級分けがされています。

 

昔から、スポーツをする地面が緑色なのはなぜか……、制服の色が紺色なのはなぜか……。
本講座でその理由がひも解かれます!

日本人の生活や文化が、一つの色からも掘り下げられるというのが面白いですね!