- 2015年2月17日
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マイスター本科第16期第6回「日本の紙-和紙」講座開催しました。
2015年2月14日(土)
マイスター本科第16期第6回
「日本の紙-和紙」講座開催しました。
講座は和紙の歴史から始まり
DVDにて島根県の「石州半紙」の製作工程を学び
西洋紙と和紙の違いを実際の紙を手に実感します。
書や画をかき写すためだけでなく
西洋に比べ
古くから生活の中で幅広い用途に使われてきた
日本の手漉き和紙。
書くこと以外に
紙を生活の様々なシーンで使うことは
世界の中でもとても珍しいことです。
和紙を使ってお金や物を包む日本独自の文化が「折形(おりかた)」です。
「折形」は室町時代から上級武家の間で伝えられてきた贈り物を和紙で包む作法。
相手を敬い、快い人間関係を保つ為の礼をつくした心を形にしたものです。
和紙を使って“日本人のこころを伝える”「折形」に挑戦します!
折形を通じて、礼節に代表される日本文化の心を体感しました。
大柳先生は『南総里見八犬伝』の版元である文渓堂工房を主宰。
大柳先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/ohyanagi_hisae/ - 2014年2月25日
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マイスター本科第12期6回「日本の紙-和紙」講座開催しました
2014年2月22日(土)
マイスター本科第12期6回「日本の紙-和紙」講座を開催しました。
講師は和紙造形作家の大柳久栄先生です。
大柳先生から受講生へのメッセージです。
「和紙は四季のある自然風土に育まれた
日本の文化を支えた基底材としての役割を担ってきました。
文化史をたどることは、紙の歴史をたどることと同じです。
この両者を確認し和紙のこれからを考えてみましょう。」
前半は和紙の歴史。
多くの画像を見ながら振り返ります。
和紙の製造工程を「石州半紙」のDVDを通して知り
大柳先生所蔵の様々な和紙の実物に触れます。
後半、本物の和紙「半紙・千代紙・淵紅」を使っての
「折形」のワークショップ。
和紙を使った「折形」の文化は、古来より日本に伝わるもてなしの心を形にしたものです。
最も薄く、強く、風合いが美しい紙「和紙」。
日本文化を支え伝えてきた和紙の歴史や製造方法や使われ方を学ぶだけではなく
和紙を通して日本に伝わる包みの礼法から日本人の真心を再確認します。 - 2013年10月16日
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本科「日本の紙―和紙」講座で大柳久栄先生による折形のワークショップを体験
2013年9月28日第11期第4回講座「日本の紙ー和紙」が行われました。
講師は和紙造形作家の大柳久栄先生です。
和紙は世界で最も薄く、強く、風合いが美しいと高い評価を得ている日本を代表する工芸品。
講座の前半では日本文化を支えてきた和紙の歴史を振り返り、
その製造方法や使われ方を学びます。
後半は実際の和紙を使い「折形(おりかた)」のワークショップを体験します。
使われる和紙は江戸時代の千代紙を復刻させたものや、
淵に極細い赤色を刷った特別なものなど・・・
「折形(おりかた)」は日本に伝わる包みの礼法です。
初めて「折形(おりかた)」という言葉に触れたという方も多かったのですが
お祝いの時にお金を包む金封は皆さんご存知ですね。
ちょとしたお礼に使える折形などに皆さん楽しく挑戦。
大柳先生秘蔵の和紙の数々に触れ、皆さん和紙の価値を再発見した講座となりました。
マイスター本科13期のご案内はこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/13th/