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カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座2018/8/21」開催しました

2018年8月21日
カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座」を開催しました。



参加者は世界各地から来日し、大学院で学んでいる方々。



講師は国内外で、風呂敷を通じて日本文化と日本の心を伝える つつみ純子先生です。



布を使う文化はアジア各地を始めとして世界各地でみられますが、
その中で、日本の風呂敷の「包む」文化は、独自のものと言えます。

日本に現存する一番古い風呂敷と言える布は
奈良の正倉院の御物を包んだ布といわれています。
又、1000年前の平安時代の絵にも、ものを包み運ぶ姿が描かれています。

風呂敷という名が生まれたのは室町時代。
将軍足利義満が、大湯殿を建て、近習の大名を風呂に入れてもてなしました。
その時に大名たちが絹布で脱いだ衣類を包み、着替えの際に敷いた布が、
風呂敷となったと言われています。



日本人が風呂に入るようになり、風呂敷という名前が生まれたといえます。

又、風呂敷に使われる模様は日本の四季や年中行事を表す柄、
幸せを願う吉祥模様など、日本の文化を伝えるものが多くみられます。


松竹梅


鶴と亀

昭和34,5年ころから、デパートやショップが紙袋を作るようになり、風呂敷は使われなくなりました。
しかし、最近になって、風呂敷は、エコ、日本文化、お洒落、防災、非常時災害時に役立つと見直されています。



ワインなど持ち運べる瓶包みに挑戦。



風呂敷バッグなど日常使える包み方を覚えたので
お土産として持ち帰りいただいた風呂敷を使ってください!



つつみ先生はこちら

カスタマイズ講座「海外の方向け日本茶講座2017/8/30」開催しました

2017年8月30日
カスタマイズ講座「海外の方向け日本茶講座」を開催しました。

参加者は世界各地から来日している30才前後の比較的若い方々です。



講師は本科「日本茶の愉しみ講座」でお馴染みの
日本ドリンク協会代表理事 日本茶インストラクター 山上昌弘先生。
着物に袴という凛々しい姿での講座に一層盛り上がりました。



ウエルカムドリンクは冷茶。



世界には紅茶やウーロン茶など数々のお茶がありますが
水出しで風味が楽しめるのは日本茶のみとのこと。

1時間程の講座のメインは
海外の方が一番興味を持っているお抹茶を
2人一組になり実際に点て、飲んで頂くワークショップです。





茶筅を使ってお抹茶を点てるのはもちろん初めての方ばかり。
皆さん楽しそうに挑戦です。



心を込めて点てたお抹茶を
美味しそうに頂く姿に感動。
日本の「おもてなし文化」を体験できたことと思います。



急須で煎れる煎茶のご紹介など
海外の方々に日本のお茶文化を伝える講座となりました。





カスタマイズ講座「海外の方向け日本酒講座2017/1/20」開催しました

2017年1月20日
カスタマイズ講座「海外の方向け日本酒講座」を開催しました。

今回の講座は、六本木ヒルズと東京ミッドタウンが中心になり
国際会議の誘致を促進している「DMO六本木」主催の講座です。
http://www.dmo-roppongi.jp/ja/about/



講師は日本名門酒会本部 利酒師の朝倉英幸氏。
参加されたのは米国のツアー会社の代表の方々。




日本酒の輸出量は年々増加し、欧米での日本酒の認知度は高く
気軽にレストランで頂けるようになっています。

日本酒に詳しい方もおられ
質問もかなり専門的。





日本酒の魅力を海外の方にしっかり知ってもらい
日本酒ファンを増やしていきましょう!

カスタマイズ講座「日本の生活デザイン」開催しました

2016年12月9日
カスタマイズ講座「日本の生活デザイン」開催しました。

NBM講座では法人及び少人数のグループ向けに8つの本科講座と、1day講座の「茶の湯」「和菓子」「日本酒」などをご要望に合わせてカスタマイズしてご提供しています。

今回は外資系企業の日本法人様から、ダイバーシティの社内教育の一環として「日本を知る」セミナーの依頼です。

当初「日本酒」や「茶の湯」など体験型の講座が候補に挙がっていましたが、社員の方々にアンケートをしたところ、プロダクトデザイナーの村澤一晃先生が受け持つ、本科講座の「日本の生活デザイン」が選ばれました。
研究職の方が多く在籍しているという点からの選択かもしれません。

村澤先生から「デザインには様々な文化的な背景が反映されています。漠然とカタチを見るのではなく、形を通して日本のモノづくりの思想を考えます。」とのメッセージを頂き、講座はスタートしました。

2

3

まず始めのテーマは「形ってなんだろう?」です。
丸・三角・四角など、日ごろ目にしている形の意味、そのモノのカタチの背景を考え、デザインの思想を知る。デザインから日本文化をひも解いていきます。

10

村澤先生が特別に用意した日本独自の「尺定規」で日常使っている茶碗や箸を実測。大きさの根拠やサイズ感を実感します。

20170308_00 日本の生活になくてはならない「木」についても学びました!

参加した皆様から、3時間の講座の感想を頂きました。

・モノづくりの上で「本質」を知ることが重要であることを改めて学んだ。
・「なぜ?」を追究していくことが重要であると再認識した。
・「デザイン」から「日本の文化」を見つめ直すという視点が新鮮だった。
・改めて日本の文化の背景やデザインの根拠について理解できた。
・外国の方に日本らしさを話すのに役立ちそうだ。
・日本の精神を伝えることは難しいが、その切り口が見つかった。
・モノを考える時のアプローチ方法のヒントが得られた。

グローバル化した社会だからこそ、日本人としてのアイデンティティを考える機会が重要だと感じて頂けたようです。

村澤先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/murasawa_kazuaki/

「カスタマイズ講座(全4回)」開催しました。

2016年3月~4月
「カスタマイズ講座(全4回)」開催しました。

今回のカスタマイズ講座は、ある法人企業様から依頼を受け
昨年に引き続き2回目の開催となりました。

海外で活躍するグローバル人材教育の一環として
短期間で「日本の伝統・文化」を学び
各社員が話す英語で海外の方に伝えることを目指します。

日本人なら知っておきたい4講座をセレクト。各2時間です。

①「日本酒~日本酒が育む日本の文化」
②「季節の和菓子作り~桜・ひとひら」
③「和紙のはなし」
④「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」


①3月30日(水)「日本酒~日本酒が育む日本の文化」開催
【講師】森晃一郎:日本名門酒会本部 株式会社岡永取締役企画部長

いま、日本の伝統文化が世界で高く評価され、日本酒もそのひとつです。
日本酒が楽しめるレストランが海外でも増え、手に入り易くなってきました。

講座ではまず日本の酒類の輸出額の推移を確認。
アメリカ向けは前年対比約1.5倍の伸びです。

それだけ日本の酒は評価されているのですから
日本人として自国の酒を理解し、伝えたいですね。

1

3

日本特有の風土で磨き上げられた発酵文化の頂点に存在するのが日本酒。
時代とともに進化し、種類も味わいも様々です。
本日は特色ある7種類の日本酒を味わいます。

4

そして、食との相性を体験。
チーズやアイスクリームなどと相性の良い日本酒も多くあります。

5

日本名門酒会のネットワークを活用し、
アメリカで美味しい日本酒が楽しめるレストランや
お問合せ先などのデータも頂きました!


②3月31日(木)「季節の和菓子作り~桜・ひとひら」開催
【講師】鳥居満智栄:創作和菓子研究家

和菓子は四季の移り変わりや、様々な行事や願いがこめられた
日本独特のお菓子です。

1

今回は春を感じる「桜」を作ります。

2

指を使い、形作っていく作業は最初ぎこちなかったですが
だんだん慣れてきて、皆さんとても楽しそうです。

3

4

出来上がりはご覧のように様々!

5

6

日本茶とともに自作の和菓子を頂き
灌漑もひとしおですね。

7


③4月7日(木)「和紙のはなし」開催
【講師】大柳久栄:和紙造形作家

和紙はユネスコの世界遺産に登録されるなど
世界でも注目されています。

1

紙の歴史は中国から始まり、
日本に伝わり「和紙」となり、ヨーロッパに伝わり「洋紙」となりました。

同じ紙でも「和紙」と「洋紙」がどう違うのか
それをひも解くことで日本をより理解することができます。

3

講師の大柳先生は、多くの手漉き和紙職人と交流があり
一般では手に入りにくい、人間国宝の方々の和紙をお持ちです。

4

それを原材料別に標本とし、受講生にくださいます。
他にはない、貴重な資料です!

5

和紙を使ってのワークショップも体験します。
千代紙や半紙などを使ってお金や物を包む日本独自の文化「折形(おりかた)」です。

ちょっとしたお礼の「サンキューカード」などを
封筒に入れるのではなく、こんな風に包んで渡すと
心がより伝わるのではないでしょうか!

2

折り方を覚えると、海外で入手した紙でも楽しめますね。


④4月8日(金)「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」
【講師】傳田京子:武者小路千家教授

「茶の湯」は海外で人気が高く、日本を代表する文化の一つです。
昨年は「テーブルで学ぶお点前」のみでしたが
今年はテーブルと畳の茶室と両方を体験します。

1

2

季節の和菓子を楽しみ
お茶を頂く所作を通じて
その精神が如何に日本人の生活の根幹をなし、
「おもてなしの心」に満ちたものか感じていきます。

3

4

6

5

海外の方に英語で説明できるように
テキストは和英表記しました。

8

7

お抹茶と茶筌があれば、どこでもお抹茶を楽しめます。
「おもてなしの心」を伝えてください!

銘柄で飲んでいませんか? 料理を美味しく感じさせる 日本酒選びのセオリー

 全3回シリーズ「今宵 ニッポンの酒を知る 日本酒マイスター講座」の最終回は、「日本酒と食のマリアージュ」がテーマ。第1回の座学「日本酒とは」、第2回の「蔵元訪問『寒造り』体験」に続き、日本酒のプロの集まる日本名門酒会の中でも群を抜く知識量をお持ちの森晃一郎先生をお迎えし、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン宝」(東京国際フォーラム)にて五感のすべてを使って日本酒を学びました。

 日本中、そして海外からも注目を浴びている日本酒。全国の地酒を取り揃えるお店が増えていますが、銘柄だけで日本酒を選んでいませんか? 日本酒は料理と合わせると、味わう楽しさが数倍にも膨らみます。そのために覚えておきたいのが、地域によって風土・食文化の異なる日本ならではの日本酒の産地特性。ここではそんな「日本酒と食のマリアージュ」の一部をご紹介します。

 日本が世界に誇る調味料である味噌と合うのが、飛騨の銘酒「久寿玉(くすだま)」。岐阜県の北部、山深い飛騨地方の中心にある高山市は、つい近年まで陸の孤島と呼ばれ、干物や味噌焼、漬物といった保存の効く食文化が発達しました。久寿玉のボリューム感のある濃厚辛口の味わいは、そうした塩分の多い料理にも合うよう生み出されました。一口含むと広がるキレの良い酸味。料理の塩分は、酸味の多いお酒との相性が良いのです。反対に料理の酸味は、甘口のお酒との相性が良く、今回の講座では、「久寿玉」と飛騨の名物「朴葉味噌」風料理のマリアージュを楽しみましたが、このセオリーを知っているだけで「“料理”がおいしくなる組み合わせ」「“お酒”がおいしくなる組み合わせ」がいろいろ考えられますね。

 第1回・第2回講座からの連続受講者も、初めての参加者も、「日本酒」という同じ興味・関心からすぐに打ち解けて、大いに盛り上がった講座となりました。

20160223_sake

マイスター本科第20期第1回「うつわ」講座を開催しました

記念すべき第20期「ニッポンブランド・マイスター講座(NBM)」マイスター本科がスタートしました。

月1回全8回の講義からなるマイスター本科。初回はオリエンテーションと、NBM講座総合監修の外舘和子先生による「創造のシステムから見た日本の『うつわ』」の講義です。前半の講義では日本のうつわの歴史を遡り、後半は、受講生の皆さんが持ち寄った「日常よく使う湯呑、またはカップ」について、グループごとにディスカッションを行いました。その心は…「焼き物は、日常に使うものこそ持ち主の美意識の基準になる」――。

2009年7月の開講から現在まで、約500名がマイスター本科で学びました。「キャリアアップにつなげたい」「暮らしに活かしたい」「社会貢献に役立てたい」など、受講のきっかけはさまざまです。

一方で、日本のモノづくりの根底にある思い、それを体現する仕組みについて目を向ける日本の“モノづくりファン”という点では皆同じ。お互いが目標に向かって支え合える仲間といえます。新しく仲間に加わってくださった第20期生の皆さん、これから約8カ月よろしくお願いします。

20160329_main

第7期「テーブルで学ぶお点前-6回手習い」第3回開催

2015年5月12日(火)
第7期「テーブルで学ぶお点前-6回手習い」第3回開催しました。

1

本日は6回シリーズのまん中、第3回です。
毎回茶巾の扱いと袱紗の扱いからスタートします。

1か月に1度の講座ですから
その間復習しないと忘れてしまいます。

2

グループレッスンの良いところは
グループの仲間の足を引っ張らないように
頑張るところです!

期によってグループの色があります。
今期は年齢の近い方6名のグループ。
息も合って、楽しく学んでいます。

3

主菓子は5月の花『菖蒲』です。
綺麗ですね!

傳田先生は5月23日よりニューヨークに出張します。
彼の地で茶の湯の愉しみを多くの方に体験して頂く
ワークショップを開催します。

傳田先生のFBはこちら
https://www.facebook.com/kyoko.denda?fref=ts

五感で愉しむ「季節の和菓子作り」開催しました

2015年4月7日(火)
ニッポンの手習い「季節の和菓子作り」を開催しました。

木々の新緑が目に眩しい季節になりました。

本日は春をテーマにした「てふてふ・春山」の
2種類の和菓子作りに挑戦します!

1

鳥居先生が素材となる「練り切り」と
中に入れる「餡」を用意してくださいます。

「練り切り」は白玉粉を原材料にした『ぎゅうひ』に
『白あん』を加えて作りますが
鳥居先生のレシピでは電子レンジを使うので
ご自宅で簡単に作れますよ。

2

「春山」は緑の山にピンクや黄色などの花を
飾り付けて表現します。

3

同じテーマでも作り手によって
様々な表情になりますね。

4

来月は「ハナミズキ」を作ります。

鳥居先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers_02/torii_machie/

「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

2015年2月
「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

ニッポンブランド・マイスター講座ではご要望に合わせて
法人様及び少人数のグループ向けにカスタマイズ講座を承っています。

今回のカスタマイズ講座は
グローバル人材育成教育の一環として、ある法人企業で開催しました。

短期間で「日本の伝統文化」を学び
各社員が話す英語で海外の方に伝えることを目指します。

目的に合わせ、グローバルな視点をもった講師陣による
週1回、全5回、各2時間の講座です。

①「和菓子作り~縁起物の梅と松~」
②「和紙のはなし」
③「ふろしき~こころを包む贈り物」
④「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」
⑤「日本酒~日本酒が育む日本の文化」

①2月6日(金)「和菓子作り~縁起物の梅と松~」開催
【講師】鳥居満智栄:創作和菓子研究家

和菓子には日本人の美意識や感性が凝縮されています。
四季折々の行事や願いが込められ
ひとつひとつに繊細で彩豊かな意匠が施されています。

15.1松と梅

指を使い、形作っていく作業は最初ぎこちなかったですが
だんだん慣れてきて、皆さんとても楽しそうでした。

和菓子3

和菓子1

和菓子4

出来上がりは和菓子屋さんで売れそうな出来栄えです!

和菓子2

実際に和菓子作りを体験することで、伝える力が増すことでしょう。


②2月13日(金)「和紙のはなし」開催
【講師】大柳久栄:和紙造形作家

日本の手漉き和紙は世界で最も薄く、強く、風合いが美しい紙です。
書や画をかき写すためだけでなく、古くから生活の中で幅広い用途に使われてきました。
紙の歴史を踏まえ、西洋の紙と和紙との違いから日本の文化を再確認します。
サンプルの西洋の紙と和紙を実際に手にする事で実感が湧きました。

和紙1

和紙を使ってお金や物を包む日本独自の文化が「折形(おりかた)」です。
「折形」は室町時代から上級武家の間で伝えられてきた贈り物を和紙で包む作法。
相手を敬い、快い人間関係を保つ為の礼をつくした心を形にしたものです。
和紙を使って“日本人のこころを伝える”「折形」に挑戦します!

和紙5

和紙3

世界文化遺産に登録された「本美濃和紙のおりがみ」でメッセージカードを包んでみました。

和紙4

ちょっとしたお礼の言葉もこんな風に包まれて頂くと、感謝の気持ちが伝わりますね。
折方を覚えると、海外で入手した紙でも楽しめます。


③2月20日(金)「ふろしき~こころを包む贈り物」開催
【講師】山田悦子:京都和文化研究所 むす美

一枚の布「ふろしき」は千年を越えて使われてきました。
ふろしきを通して見えてくる「包む文化」の「用」と「美」。
そして日本人が重んじる 「礼」について考え、ふろしきの作法や使い方を楽しく学びます。

ふろしき2

ふろしきを通して、伝統とは過去のものではなく、今に活かせるものだと再認識し、
自分の中に宿る日本人の感性を呼び覚ましましょう。

ふろしき1

ふろしき4

ふろしき5

ふろしき6

プレゼントやお土産をこんな風に
風呂敷に包んでお持ちしたら海外の方にも喜ばれますね!
受講された皆様には、包み方の説明DVDと風呂敷をお持ち帰り頂きました。


④2月27日(金)「茶の湯『テーブルで学ぶお点前』海外へ出る方への1day手習い」
【講師】傳田京子:武者小路千家教授

茶の湯は四季折々の風物詩を楽しみながら培われた
「おもてなしの心」に満ちた日本の伝統文化です。

本日はテーブルで手軽に楽しめる「茶の湯講座」を体験します。
海外でのプレゼンテーションをイメージし、
傳田先生自ら英語でご自分の茶の湯への想いを語りスタート!

茶3

茶の湯の楽しみを学ぶと共に
茶道の所作を通じてその精神が如何に日本人の生活の根幹をなし
普段意識を向けないところにも及んでいるかということに気付かされます。

茶5

茶6

皆さん背筋を伸ばし、美しい所作に挑戦です!

茶2

季節を表す和菓子を頂き、一服のお茶を愉しみます。
お抹茶と茶筅があればいつでもどこでも海外でも茶の湯は楽しめます。
“日常で茶の湯をエンジョイ!!”ですね!


⑤3月6日(金)「日本酒~日本酒が育む日本の文化」
【講師】森晃一郎:日本名門酒会本郡企画部長

日本の風土の中で育まれてきた日本酒は、時代とともに進化し、種類も増え味わいも様々。
海外での販売量も増えています。

日本酒を始めとし、ワインやビール、ブランデーやウイスキーなどお酒の分類を知り、
その上で日本酒の歴史・文化を学びます。

酒4

本日は特色ある7種類の日本酒と、食との相性を体験。
チーズやチョコレートと相性の良い日本酒も多くあります。

酒2

酒3

酒5

海外でも日本酒が愉しめるレストランが増えていますし、手に入り易くなってきました。

日本名門酒会のネットワークを活用し、アメリカでのお問い合わせ先や
アメリカで美味しい日本酒が飲めるレストランのデータも頂きました!

日本酒を選ぶ時の基準作りに役だったことと思います。
そして、日本酒を通じて日本のモノづくりの力を伝えてください!

カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座2018/8/21」開催しました

2018年8月21日
カスタマイズ講座「海外の方向けふろしき講座」を開催しました。



参加者は世界各地から来日し、大学院で学んでいる方々。



講師は国内外で、風呂敷を通じて日本文化と日本の心を伝える つつみ純子先生です。



布を使う文化はアジア各地を始めとして世界各地でみられますが、
その中で、日本の風呂敷の「包む」文化は、独自のものと言えます。

日本に現存する一番古い風呂敷と言える布は
奈良の正倉院の御物を包んだ布といわれています。
又、1000年前の平安時代の絵にも、ものを包み運ぶ姿が描かれています。

風呂敷という名が生まれたのは室町時代。
将軍足利義満が、大湯殿を建て、近習の大名を風呂に入れてもてなしました。
その時に大名たちが絹布で脱いだ衣類を包み、着替えの際に敷いた布が、
風呂敷となったと言われています。



日本人が風呂に入るようになり、風呂敷という名前が生まれたといえます。

又、風呂敷に使われる模様は日本の四季や年中行事を表す柄、
幸せを願う吉祥模様など、日本の文化を伝えるものが多くみられます。


松竹梅


鶴と亀

昭和34,5年ころから、デパートやショップが紙袋を作るようになり、風呂敷は使われなくなりました。
しかし、最近になって、風呂敷は、エコ、日本文化、お洒落、防災、非常時災害時に役立つと見直されています。



ワインなど持ち運べる瓶包みに挑戦。



風呂敷バッグなど日常使える包み方を覚えたので
お土産として持ち帰りいただいた風呂敷を使ってください!



つつみ先生はこちら

カスタマイズ講座「海外の方向け日本茶講座2017/8/30」開催しました

2017年8月30日
カスタマイズ講座「海外の方向け日本茶講座」を開催しました。

参加者は世界各地から来日している30才前後の比較的若い方々です。



講師は本科「日本茶の愉しみ講座」でお馴染みの
日本ドリンク協会代表理事 日本茶インストラクター 山上昌弘先生。
着物に袴という凛々しい姿での講座に一層盛り上がりました。



ウエルカムドリンクは冷茶。



世界には紅茶やウーロン茶など数々のお茶がありますが
水出しで風味が楽しめるのは日本茶のみとのこと。

1時間程の講座のメインは
海外の方が一番興味を持っているお抹茶を
2人一組になり実際に点て、飲んで頂くワークショップです。





茶筅を使ってお抹茶を点てるのはもちろん初めての方ばかり。
皆さん楽しそうに挑戦です。



心を込めて点てたお抹茶を
美味しそうに頂く姿に感動。
日本の「おもてなし文化」を体験できたことと思います。



急須で煎れる煎茶のご紹介など
海外の方々に日本のお茶文化を伝える講座となりました。





カスタマイズ講座「海外の方向け日本酒講座2017/1/20」開催しました

2017年1月20日
カスタマイズ講座「海外の方向け日本酒講座」を開催しました。

今回の講座は、六本木ヒルズと東京ミッドタウンが中心になり
国際会議の誘致を促進している「DMO六本木」主催の講座です。
http://www.dmo-roppongi.jp/ja/about/



講師は日本名門酒会本部 利酒師の朝倉英幸氏。
参加されたのは米国のツアー会社の代表の方々。




日本酒の輸出量は年々増加し、欧米での日本酒の認知度は高く
気軽にレストランで頂けるようになっています。

日本酒に詳しい方もおられ
質問もかなり専門的。





日本酒の魅力を海外の方にしっかり知ってもらい
日本酒ファンを増やしていきましょう!

カスタマイズ講座「日本の生活デザイン」開催しました

2016年12月9日
カスタマイズ講座「日本の生活デザイン」開催しました。

NBM講座では法人及び少人数のグループ向けに8つの本科講座と、1day講座の「茶の湯」「和菓子」「日本酒」などをご要望に合わせてカスタマイズしてご提供しています。

今回は外資系企業の日本法人様から、ダイバーシティの社内教育の一環として「日本を知る」セミナーの依頼です。

当初「日本酒」や「茶の湯」など体験型の講座が候補に挙がっていましたが、社員の方々にアンケートをしたところ、プロダクトデザイナーの村澤一晃先生が受け持つ、本科講座の「日本の生活デザイン」が選ばれました。
研究職の方が多く在籍しているという点からの選択かもしれません。

村澤先生から「デザインには様々な文化的な背景が反映されています。漠然とカタチを見るのではなく、形を通して日本のモノづくりの思想を考えます。」とのメッセージを頂き、講座はスタートしました。

2

3

まず始めのテーマは「形ってなんだろう?」です。
丸・三角・四角など、日ごろ目にしている形の意味、そのモノのカタチの背景を考え、デザインの思想を知る。デザインから日本文化をひも解いていきます。

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村澤先生が特別に用意した日本独自の「尺定規」で日常使っている茶碗や箸を実測。大きさの根拠やサイズ感を実感します。

20170308_00 日本の生活になくてはならない「木」についても学びました!

参加した皆様から、3時間の講座の感想を頂きました。

・モノづくりの上で「本質」を知ることが重要であることを改めて学んだ。
・「なぜ?」を追究していくことが重要であると再認識した。
・「デザイン」から「日本の文化」を見つめ直すという視点が新鮮だった。
・改めて日本の文化の背景やデザインの根拠について理解できた。
・外国の方に日本らしさを話すのに役立ちそうだ。
・日本の精神を伝えることは難しいが、その切り口が見つかった。
・モノを考える時のアプローチ方法のヒントが得られた。

グローバル化した社会だからこそ、日本人としてのアイデンティティを考える機会が重要だと感じて頂けたようです。

村澤先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/murasawa_kazuaki/

「カスタマイズ講座(全4回)」開催しました。

2016年3月~4月
「カスタマイズ講座(全4回)」開催しました。

今回のカスタマイズ講座は、ある法人企業様から依頼を受け
昨年に引き続き2回目の開催となりました。

海外で活躍するグローバル人材教育の一環として
短期間で「日本の伝統・文化」を学び
各社員が話す英語で海外の方に伝えることを目指します。

日本人なら知っておきたい4講座をセレクト。各2時間です。

①「日本酒~日本酒が育む日本の文化」
②「季節の和菓子作り~桜・ひとひら」
③「和紙のはなし」
④「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」


①3月30日(水)「日本酒~日本酒が育む日本の文化」開催
【講師】森晃一郎:日本名門酒会本部 株式会社岡永取締役企画部長

いま、日本の伝統文化が世界で高く評価され、日本酒もそのひとつです。
日本酒が楽しめるレストランが海外でも増え、手に入り易くなってきました。

講座ではまず日本の酒類の輸出額の推移を確認。
アメリカ向けは前年対比約1.5倍の伸びです。

それだけ日本の酒は評価されているのですから
日本人として自国の酒を理解し、伝えたいですね。

1

3

日本特有の風土で磨き上げられた発酵文化の頂点に存在するのが日本酒。
時代とともに進化し、種類も味わいも様々です。
本日は特色ある7種類の日本酒を味わいます。

4

そして、食との相性を体験。
チーズやアイスクリームなどと相性の良い日本酒も多くあります。

5

日本名門酒会のネットワークを活用し、
アメリカで美味しい日本酒が楽しめるレストランや
お問合せ先などのデータも頂きました!


②3月31日(木)「季節の和菓子作り~桜・ひとひら」開催
【講師】鳥居満智栄:創作和菓子研究家

和菓子は四季の移り変わりや、様々な行事や願いがこめられた
日本独特のお菓子です。

1

今回は春を感じる「桜」を作ります。

2

指を使い、形作っていく作業は最初ぎこちなかったですが
だんだん慣れてきて、皆さんとても楽しそうです。

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出来上がりはご覧のように様々!

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日本茶とともに自作の和菓子を頂き
灌漑もひとしおですね。

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③4月7日(木)「和紙のはなし」開催
【講師】大柳久栄:和紙造形作家

和紙はユネスコの世界遺産に登録されるなど
世界でも注目されています。

1

紙の歴史は中国から始まり、
日本に伝わり「和紙」となり、ヨーロッパに伝わり「洋紙」となりました。

同じ紙でも「和紙」と「洋紙」がどう違うのか
それをひも解くことで日本をより理解することができます。

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講師の大柳先生は、多くの手漉き和紙職人と交流があり
一般では手に入りにくい、人間国宝の方々の和紙をお持ちです。

4

それを原材料別に標本とし、受講生にくださいます。
他にはない、貴重な資料です!

5

和紙を使ってのワークショップも体験します。
千代紙や半紙などを使ってお金や物を包む日本独自の文化「折形(おりかた)」です。

ちょっとしたお礼の「サンキューカード」などを
封筒に入れるのではなく、こんな風に包んで渡すと
心がより伝わるのではないでしょうか!

2

折り方を覚えると、海外で入手した紙でも楽しめますね。


④4月8日(金)「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」
【講師】傳田京子:武者小路千家教授

「茶の湯」は海外で人気が高く、日本を代表する文化の一つです。
昨年は「テーブルで学ぶお点前」のみでしたが
今年はテーブルと畳の茶室と両方を体験します。

1

2

季節の和菓子を楽しみ
お茶を頂く所作を通じて
その精神が如何に日本人の生活の根幹をなし、
「おもてなしの心」に満ちたものか感じていきます。

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海外の方に英語で説明できるように
テキストは和英表記しました。

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7

お抹茶と茶筌があれば、どこでもお抹茶を楽しめます。
「おもてなしの心」を伝えてください!

銘柄で飲んでいませんか? 料理を美味しく感じさせる 日本酒選びのセオリー

 全3回シリーズ「今宵 ニッポンの酒を知る 日本酒マイスター講座」の最終回は、「日本酒と食のマリアージュ」がテーマ。第1回の座学「日本酒とは」、第2回の「蔵元訪問『寒造り』体験」に続き、日本酒のプロの集まる日本名門酒会の中でも群を抜く知識量をお持ちの森晃一郎先生をお迎えし、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン宝」(東京国際フォーラム)にて五感のすべてを使って日本酒を学びました。

 日本中、そして海外からも注目を浴びている日本酒。全国の地酒を取り揃えるお店が増えていますが、銘柄だけで日本酒を選んでいませんか? 日本酒は料理と合わせると、味わう楽しさが数倍にも膨らみます。そのために覚えておきたいのが、地域によって風土・食文化の異なる日本ならではの日本酒の産地特性。ここではそんな「日本酒と食のマリアージュ」の一部をご紹介します。

 日本が世界に誇る調味料である味噌と合うのが、飛騨の銘酒「久寿玉(くすだま)」。岐阜県の北部、山深い飛騨地方の中心にある高山市は、つい近年まで陸の孤島と呼ばれ、干物や味噌焼、漬物といった保存の効く食文化が発達しました。久寿玉のボリューム感のある濃厚辛口の味わいは、そうした塩分の多い料理にも合うよう生み出されました。一口含むと広がるキレの良い酸味。料理の塩分は、酸味の多いお酒との相性が良いのです。反対に料理の酸味は、甘口のお酒との相性が良く、今回の講座では、「久寿玉」と飛騨の名物「朴葉味噌」風料理のマリアージュを楽しみましたが、このセオリーを知っているだけで「“料理”がおいしくなる組み合わせ」「“お酒”がおいしくなる組み合わせ」がいろいろ考えられますね。

 第1回・第2回講座からの連続受講者も、初めての参加者も、「日本酒」という同じ興味・関心からすぐに打ち解けて、大いに盛り上がった講座となりました。

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マイスター本科第20期第1回「うつわ」講座を開催しました

記念すべき第20期「ニッポンブランド・マイスター講座(NBM)」マイスター本科がスタートしました。

月1回全8回の講義からなるマイスター本科。初回はオリエンテーションと、NBM講座総合監修の外舘和子先生による「創造のシステムから見た日本の『うつわ』」の講義です。前半の講義では日本のうつわの歴史を遡り、後半は、受講生の皆さんが持ち寄った「日常よく使う湯呑、またはカップ」について、グループごとにディスカッションを行いました。その心は…「焼き物は、日常に使うものこそ持ち主の美意識の基準になる」――。

2009年7月の開講から現在まで、約500名がマイスター本科で学びました。「キャリアアップにつなげたい」「暮らしに活かしたい」「社会貢献に役立てたい」など、受講のきっかけはさまざまです。

一方で、日本のモノづくりの根底にある思い、それを体現する仕組みについて目を向ける日本の“モノづくりファン”という点では皆同じ。お互いが目標に向かって支え合える仲間といえます。新しく仲間に加わってくださった第20期生の皆さん、これから約8カ月よろしくお願いします。

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第7期「テーブルで学ぶお点前-6回手習い」第3回開催

2015年5月12日(火)
第7期「テーブルで学ぶお点前-6回手習い」第3回開催しました。

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本日は6回シリーズのまん中、第3回です。
毎回茶巾の扱いと袱紗の扱いからスタートします。

1か月に1度の講座ですから
その間復習しないと忘れてしまいます。

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グループレッスンの良いところは
グループの仲間の足を引っ張らないように
頑張るところです!

期によってグループの色があります。
今期は年齢の近い方6名のグループ。
息も合って、楽しく学んでいます。

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主菓子は5月の花『菖蒲』です。
綺麗ですね!

傳田先生は5月23日よりニューヨークに出張します。
彼の地で茶の湯の愉しみを多くの方に体験して頂く
ワークショップを開催します。

傳田先生のFBはこちら
https://www.facebook.com/kyoko.denda?fref=ts

五感で愉しむ「季節の和菓子作り」開催しました

2015年4月7日(火)
ニッポンの手習い「季節の和菓子作り」を開催しました。

木々の新緑が目に眩しい季節になりました。

本日は春をテーマにした「てふてふ・春山」の
2種類の和菓子作りに挑戦します!

1

鳥居先生が素材となる「練り切り」と
中に入れる「餡」を用意してくださいます。

「練り切り」は白玉粉を原材料にした『ぎゅうひ』に
『白あん』を加えて作りますが
鳥居先生のレシピでは電子レンジを使うので
ご自宅で簡単に作れますよ。

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「春山」は緑の山にピンクや黄色などの花を
飾り付けて表現します。

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同じテーマでも作り手によって
様々な表情になりますね。

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来月は「ハナミズキ」を作ります。

鳥居先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers_02/torii_machie/

「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

2015年2月
「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

ニッポンブランド・マイスター講座ではご要望に合わせて
法人様及び少人数のグループ向けにカスタマイズ講座を承っています。

今回のカスタマイズ講座は
グローバル人材育成教育の一環として、ある法人企業で開催しました。

短期間で「日本の伝統文化」を学び
各社員が話す英語で海外の方に伝えることを目指します。

目的に合わせ、グローバルな視点をもった講師陣による
週1回、全5回、各2時間の講座です。

①「和菓子作り~縁起物の梅と松~」
②「和紙のはなし」
③「ふろしき~こころを包む贈り物」
④「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」
⑤「日本酒~日本酒が育む日本の文化」

①2月6日(金)「和菓子作り~縁起物の梅と松~」開催
【講師】鳥居満智栄:創作和菓子研究家

和菓子には日本人の美意識や感性が凝縮されています。
四季折々の行事や願いが込められ
ひとつひとつに繊細で彩豊かな意匠が施されています。

15.1松と梅

指を使い、形作っていく作業は最初ぎこちなかったですが
だんだん慣れてきて、皆さんとても楽しそうでした。

和菓子3

和菓子1

和菓子4

出来上がりは和菓子屋さんで売れそうな出来栄えです!

和菓子2

実際に和菓子作りを体験することで、伝える力が増すことでしょう。


②2月13日(金)「和紙のはなし」開催
【講師】大柳久栄:和紙造形作家

日本の手漉き和紙は世界で最も薄く、強く、風合いが美しい紙です。
書や画をかき写すためだけでなく、古くから生活の中で幅広い用途に使われてきました。
紙の歴史を踏まえ、西洋の紙と和紙との違いから日本の文化を再確認します。
サンプルの西洋の紙と和紙を実際に手にする事で実感が湧きました。

和紙1

和紙を使ってお金や物を包む日本独自の文化が「折形(おりかた)」です。
「折形」は室町時代から上級武家の間で伝えられてきた贈り物を和紙で包む作法。
相手を敬い、快い人間関係を保つ為の礼をつくした心を形にしたものです。
和紙を使って“日本人のこころを伝える”「折形」に挑戦します!

和紙5

和紙3

世界文化遺産に登録された「本美濃和紙のおりがみ」でメッセージカードを包んでみました。

和紙4

ちょっとしたお礼の言葉もこんな風に包まれて頂くと、感謝の気持ちが伝わりますね。
折方を覚えると、海外で入手した紙でも楽しめます。


③2月20日(金)「ふろしき~こころを包む贈り物」開催
【講師】山田悦子:京都和文化研究所 むす美

一枚の布「ふろしき」は千年を越えて使われてきました。
ふろしきを通して見えてくる「包む文化」の「用」と「美」。
そして日本人が重んじる 「礼」について考え、ふろしきの作法や使い方を楽しく学びます。

ふろしき2

ふろしきを通して、伝統とは過去のものではなく、今に活かせるものだと再認識し、
自分の中に宿る日本人の感性を呼び覚ましましょう。

ふろしき1

ふろしき4

ふろしき5

ふろしき6

プレゼントやお土産をこんな風に
風呂敷に包んでお持ちしたら海外の方にも喜ばれますね!
受講された皆様には、包み方の説明DVDと風呂敷をお持ち帰り頂きました。


④2月27日(金)「茶の湯『テーブルで学ぶお点前』海外へ出る方への1day手習い」
【講師】傳田京子:武者小路千家教授

茶の湯は四季折々の風物詩を楽しみながら培われた
「おもてなしの心」に満ちた日本の伝統文化です。

本日はテーブルで手軽に楽しめる「茶の湯講座」を体験します。
海外でのプレゼンテーションをイメージし、
傳田先生自ら英語でご自分の茶の湯への想いを語りスタート!

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茶の湯の楽しみを学ぶと共に
茶道の所作を通じてその精神が如何に日本人の生活の根幹をなし
普段意識を向けないところにも及んでいるかということに気付かされます。

茶5

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皆さん背筋を伸ばし、美しい所作に挑戦です!

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季節を表す和菓子を頂き、一服のお茶を愉しみます。
お抹茶と茶筅があればいつでもどこでも海外でも茶の湯は楽しめます。
“日常で茶の湯をエンジョイ!!”ですね!


⑤3月6日(金)「日本酒~日本酒が育む日本の文化」
【講師】森晃一郎:日本名門酒会本郡企画部長

日本の風土の中で育まれてきた日本酒は、時代とともに進化し、種類も増え味わいも様々。
海外での販売量も増えています。

日本酒を始めとし、ワインやビール、ブランデーやウイスキーなどお酒の分類を知り、
その上で日本酒の歴史・文化を学びます。

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本日は特色ある7種類の日本酒と、食との相性を体験。
チーズやチョコレートと相性の良い日本酒も多くあります。

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海外でも日本酒が愉しめるレストランが増えていますし、手に入り易くなってきました。

日本名門酒会のネットワークを活用し、アメリカでのお問い合わせ先や
アメリカで美味しい日本酒が飲めるレストランのデータも頂きました!

日本酒を選ぶ時の基準作りに役だったことと思います。
そして、日本酒を通じて日本のモノづくりの力を伝えてください!