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Nippon宵座「今様和茶:冷茶のおもてなし」講座開催しました

2018年8月10日(金)
Nippon宵座「今様和茶:例茶のおもてなし」講座開催しました。


東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」内にて開催する
Nippon宵座。
平日の午後7時~9時、お仕事帰りにテーブルを囲み“車座”になって愉しんでいただく講座です。



8月のテーマは「冷茶のおもてなし」。
講師はNBM本科にて「日本茶の愉しみ」講座を担当されている山上昌弘先生です。


お茶には様々な栄養があります。
テアニン・カテキンなど、皆さん聞いた事があるかと思います。

最近注目されているのが
「ポリサッカライド(ポリサッカロイドとも)」これは
緑茶を水出しすることで抽出される成分で
血糖値を下げると言われています。
夏、美味しい水出し緑茶の魅力が増えましたね。

今回の常滑急須で淹れる茶葉は
個性豊かな3種です。

① 埼玉県産「狭山ゆめわかば」茶工房比留間園。
“極茶人のこだわり”で有名な比留間氏のお茶です。
狭山茶は、大規模な茶産地としては北限に位置し、地元では
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす」といわれています。

② 静岡県「川根はるみどり」。大井川上流域で、南アルプス山脈の南端の山深い地で作られた、爽快感のあるふくよかな香りのお茶です。
農林水産大臣賞受賞茶園、土屋農園から特別にお分けいただいた茶葉をご用意しました。

③ 高知県「四万十川源流茶」
江戸時代には、土佐三大銘茶(韮生郷の大抜茶、大豊郷の碁石茶と並ぶ)の一つとして知られ、土佐を代表するお茶として高い評価を受けてきた産地です。
今回セレクトしたお茶は、四国山脈山あいの里、最後の清流と代バルレウ四万十川の水源地域、標高600メートルの茶畑で育まれました。
香り高く、キレのある味わいは男性的。
飲み終わった後の余韻も長く続きます。



日本人の誇り、日本茶は美味しく、身体によく、味わい方も様々。

茶菓もオリーブオイルを掛けた豆大福や、
ミモレットチーズなど、意外性のあるものも合うのです!





今宵も楽しいひと時を学びながら過ごしました。

本日のお土産は、茶工房比留間園の「茶花花茶」。
ほんの少し浅めに蒸した「さやまかおり」に、摘みたて茶花で香りをつけたもの。
通常は複数年をブレンドしているのですが
本日は特別に良い年のものをシングルビンテージにてご用意して頂きました。



この日本茶の愉しみを周りの方にお伝えください!!


山上先生の情報はこちら

「白洲塾第3回Restaurant TOYO」開催

2018年7月20日(金)
「白洲塾第3回Restaurant TOYO」開催

3回シリーズの「白洲塾」いよいよ最終回です。
会場は東京ミッドタウン日比谷の「Restaurant TOYO Tokyo」。



「東京ミッドタウン日比谷」は文化・伝統・芸術の発祥の地である日比谷に
2018年3月オープンした、六本木の「東京ミッドタウン」の姉妹店です。

「白洲塾」第1回は、日本の文化に大きな影響を与えた中国をリスペクトして
日本を代表する中華料理「Wakiya(一笑美茶棲)」で開催しました。
第2回は、日本の老舗料亭金田中の新たなコンセプトの店「茶洒 金田中」。
第3回は、未来に向けて世界に発信をイメージして
西洋と東洋の融合と調和がコンセプトの「Restaurant TOYO」です。



オーナーシェフの中山豊光氏は、日本やフランスでのフレンチレストラン、
そしてパリの本格的な日本料理店を経て
世界的ファッションデザイナー高田賢三氏の専属料理人を長く務め
2009年パリに「Restaurant TOYO」をオープン。



フレンチの影響を受けた和食をフレンチスタイルにて提供。
料理は新鮮な食材を使った上品な味付け
一皿が少量で、品数多く楽しめるということから
女性やファッション業界の方々にも人気を得ました。
パリ内外のメディアにも取り上げられることで予約が取りづらい名店として注目を集めています。

本日は、いつもはパリ本店にいらっしゃる中山オーナーシェフが来日中。
大森シェフとお二人で対応して頂きました。



食材はその日の朝仕入れ、どう調理するか決めるとのこと。
新鮮な食材、そして季節を感じる食材に拘り
旬な食材を通して、季節の移ろいを感じてもらいたいとの思いがこもった料理の数々。





前回、白洲先生と話題になった
「都会暮らしでどう季節を感じることができるか・・・」
のひとつの回答かもしれません。

白洲先生は冷凍食品を食べないそうです。
食材を食べているのではなく「旬」を食べているのだから
季節と調理の仕方を愉しんでいる。
今、穫れないもの、ないものは諦めるとのこと。



「Restaurant TOYO Tokyo」で使われる陶器のお皿は
全て佐賀県有田焼の「カマチ陶舗」に特注したものです。



「カマチ陶舗」は、伝統を意識しながらも、革新的でモダンな世界観を生み出し
色、紋様、テクスチュアは奥深くセンシュアル
料理人のインスピレーションをかき立てます。

高品質の皿々に魅せられ、国内のシェフたちからはもちろん、
ニューヨークのデビッド・プーレ氏、
フランスのトロワ・グロ氏、ティエリー・マルクス氏、ジャン=フランソワ・ピエージュ氏などから
高い評価を得、採用されているそうです。

オーナーシェフの中山氏が熊本出身ということで、
本日の「白洲塾」の為に特別にご用意頂いたメニューに合わせるお酒は
全て九州産。



丁度、白洲先生監修の「2月堂焼経と日の丸盆」の展覧会が
6月14日~28日「東大寺本坊大広間」にて開催されました。

白洲先生曰く
「古美術は長い年月様々な人の手を経てなお存在し続ける。
車などの消費財と違い“循環”し、消費されない。」
古美術品を持つということは、「所有するのではなく、一次預かりしている」とのことです。



白洲先生曰く、
日本には巾広い「日本らしさ」「遊び心」がある。
時代が変わってもそれはあり続け、それが面白い。
日本の本質的なものをこれからも探していきたい。

中山シェフからフランスのお話を伺いました。



今、フランスで日本人の料理人が多数活躍しているのは
日本人らしさを出すことで、フランス人にはないものが評価されているとのこと。
一つには包丁捌き。
包丁の使い方で素材の切り口の光り具合が違う。
又、切りながら盛り付けることは日本人にしかできないそうです。
フランス人は一連の動作を一緒にできないとの事に
一同びっくりしました。

逆にフランス人の料理の特徴は、肉の塊を焼くことに代表される
盛り上がる感覚。
興奮してくる、気分が上がっていく、
下がらないイメージです。
それに対して日本料理は、ほっとする、安心する感覚。
日本らしさのイメージがありますね。

3回の「白洲塾」を振り返り
ある方は「長続きしない自分が3回続けて参加したのは自分でもびっくりですが
白洲さんの話から毎回新たな気付きを頂き、引き込まれました。
勿論料理やお酒も美味しいのですが、
誰と食べるか、時間を共有するかが重要だと思いました。」



又、海外の方の中で生活している方は、
「日本にはポテンシャルが高いものが沢山あるのに、まだまだ伝えきれていない。
自分がしっかり伝えられるようになるために、こんな機会をもっと経験したい。」



又、別の方は「3回通して参加できて一番財産になったのは、
白洲さんが生きてこられて経験されてきた事の、
エッセンスみたいなことをこの時間で共有頂けたっていうことです。
自分自身では経験できない事、感じられない事を白洲さんは経験されてきて、
それを言葉として浴びせて頂いたので、今後の自分に活かしていけたらと思います。」

「白洲塾」はまさに白洲先生の経験を共有する場となりました。
参加者それぞれの糧になったことでしょう。

「白洲塾第2回茶洒金田中」開催

2018年6月20日(水)
「白洲塾第2回茶洒金田中」開催

白洲塾第2回は「夏至の宴」
場所は表参道の「茶洒金田中(さーしゃかねたなか)」です。
金田中は大正時代に新橋の花柳界にて創業し、京都の祇園と比肩される日本屈指の格式を持つ老舗料亭。



「茶洒金田中」は表参道の交差点近くに新たにできたランドマーク「オーク表参道」の2階にあります。
エントランスホールから「茶洒金田中」へのアプローチ空間は、
古代の石室をイメージし「究竟頂 (くっきょうちょう) 」と名付けられています。
天井からは数理模型をモチーフにした「Marhematical Model 013」が地上へ伸び、
神殿的空間における招待の役割をはたしています。
このエントランスは「茶洒金田中」だけの入り口です。
贅沢ですね!



このエントランス空間から「茶洒金田中」までを
一体的な作品として手掛けたのは
日本の古美術・古建築・古典文学への造詣が深い杉本博司氏。
活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理、と多岐に渡り
写真作品は世界中の美術館に収蔵されています。



「茶洒金田中」の内装は、極端に大きな開口から庭を見せ
ヒバ無垢材を贅沢に使った2本の大型テーブルと
白を基調にした壁がとても美しいです。
苔庭の石は中国の青島から200㎞離れた採石場から運ばれ、総重量500tにものぼります。

スタートは夜7時半。
本日は「白洲塾」の貸し切りです。





金田中4代目の岡副真吾氏による特別な御献立が用意されました。
通常の「茶洒金田中」とは全く異なる料亭料理です。



料理のテーマは「入梅」。
「涼肴」と題された涼し気な前菜が白木のカウンターに並べられ
参加者を迎えます。



普段新橋の料亭でしかお目にかかれない数々の器に
入梅をイメージした料理が並びます。





美しく盛られた料理を目で愉しみ、記念写真。



魯山人の縁高皿に並べられた
能扇面蒔絵蓋の鱧料理が美しい。



さあ、宴の始まりです。



黒丸盆で銘々に出される「涼肴」の数々。
「水無月の氷室仕舞い」と題された胡麻豆腐。
へぎ板には「鴨白ロース 熟トマト アスパラ 杏黄身酢」
白木の椀は「トマトの澄汁」です。
焼いたトマトから滴った旨味たっぷりな澄汁。





岡副氏が料理の名前や器の由来を解説。



ユーモア溢れるお話で
格式ある料亭料理をリラックスして愉しめました!



蒔絵蓋は「鱧長落し 鯒細造り」
金砂皿には「琥珀掛け 黄身玉子 焼き茄子 油霜海老 煮鮑」





温かい料理に移りました。
「沢煮椀」
金田中が輪島尚古堂と新たに創った器。
透き漆の竹筒に蒔絵の蓋。



蒔絵の蓋に霧吹がかけられており 梅雨の演出かと思っていたところ
岡副氏から
「昔よりお殿様にお出しするものにはこのようにし
料理を作った後に誰も触っていない、毒は入れられていない」
とのお話を伺い、日本料理の奥深さを実感。



温肴
「丸玉地蒸し すっぽん地」は四角い銀中箱
「梅雨鯒昆布蒸し 青白かもじ葱」も銀箱で



岡副氏より「丸玉地蒸しを四角い箱にしたら
やっぱり四隅が食べにくかった」と苦笑いのお話が!



本日のメイン「生け鮎塩焼き」
生け鮎でなければ口は開いていないそうですよ。







最後の飯料理です。
竹に米を入れ、紙で蓋をしてオーブンで焼いたもの。
炊飯器で炊いたものより、もち米のような触感が。
趣向を凝らした演出で一品づつに感動です。



白洲先生監修の、東大寺の展示から
焼けた読経にも美しさを感じ取る日本人の美意識の話。
「入梅」をテーマにした
旬の素材を生かした、季節感豊かな料理をいただきながら
都会で暮らす私達が、季節をどう感じ取っていけるかなど・・・
今宵の白洲塾も様々な「日本的なるもの」の話が弾みます。





デザートは素朴な白木小椀に「葉桜アイスクリーム 求肥」
さくらんぼ添え



料理が運ばれたカウンターには
各御膳で使われていた 絵替わりの蒔絵をディスプレイ。
料理の代わりに素晴らしい器を見て楽しめる演出に 一同見入ってしまいました。



現代の職人が作った蒔絵と、骨董の蒔絵が並び
時の経過を実感します。





今回の金田中の内装とビル全体を手掛けた杉本博司氏の芸術的なことから始まり
古典から現代、禅の世界、日本的なるもの、の話など
来月の第3回が一段と楽しみです。

Nippon宵座「今様和茶:新茶のおもてなし」講座開催しました

2018年5月29日(火)
Nippon宵座「今様和茶:新茶のおもてなし」講座開催しました。

東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」内にて開催する
Nippon宵座。
平日の午後7時~9時、お仕事帰りにテーブルを囲み“車座”になって愉しんでいただく講座です。

5月のテーマは 「新茶のおもてなし」。
講師はNBM本科にて「日本茶の愉しみ」講座を担当されている山上昌弘先生です。



日本茶インストラクターの山上先生は、
「茶葉やお茶は手間もかかっている、本来とても贅沢なもの。日本茶のことをもっと知ってもらい、プレミアムな日本茶のスタイルを広めていきたい」
と、日々活動されています。

本日は、新茶の美味しい淹れ方や召し上がり方、
新茶にまつわる話はもちろんのこと、
様々な角度から、新茶を愉しんでいただきます。

まずは、ワイングラスで新茶を冷茶でいただきます。
日本茶は淹れ方だけでなく、うつわでも味わいが変わります。
三川内焼のストレートの盃、口が広がっている盃、
備前焼の土もののぐい吞みなどで飲み比べ
香りや味わいの変化を愉しみます。



日本茶以外にも様々なドリンクに精通している山上氏より、
お茶とうつわの密接な関係を紐解いていただきます。

次に急須を使って産地の違う新茶の味わいを比較。
伝統的に良質な日本茶の名産地とされる地域を見ると
山間地の斜面で水はけが良く、川が流れていて川霧が立つ特色があります。

今回はこの中から注目の3産地の新茶を飲み比べます。

①静岡県の「川根本茶」
②高知県の「四万十清流茶」
③福岡県の「八女茶」

使う急須は日本六古窯(常滑・瀬戸・信楽・備前・越前・丹波)のひとつ常滑焼。
常滑焼の陶土には酸化鉄が含まれ、お茶のタンニンと反応して、苦味渋味が程よくとれ、まろやかな味わいになるという特徴があります。



ポットのお湯を、湯冷まし用の急須に入れ、お茶碗に注ぎます。
ある程度低めの温度になったところで常滑の急須に入れます。
30~40秒ほど待って各茶碗に少しづつ注ぎ、2回目は逆順に注ぎます。
最後の1滴までしっかり注ぐことがポイント!



3産地の味わいも異なりますが、色もこんなに違うのですね。



今回は新茶と茶菓の、おもてなしマリアージュも愉しみます。
茶菓(さか)には、オリーブオイルでいただく大福、口に入れるとふんわりととろけてしまうほど薄くスライスしたチーズなど、その他ちょっとした工夫をほどこした、お洒落で美味しい茶菓をお召し上がりいただきます。

最後に、新しいお茶の飲み方の提案としてスパークリング冷茶が登場。
山上先生が静岡のカリスマ茶師である前田富佐男氏と作り上げた
アロマティックな香りをまとった全く新しいスパークリング日本茶です。
とてもめずらしい静岡県本山産の玉露の旨味と、
芳醇特許製法の高香茶がブレンドされています。





この夏が楽しくなりそうな新茶のスタイルですね。
参加者にはこのブレンド茶のティーバックをお土産としてご用意。
ご自宅で簡単にたのしめます。

さまざまな顔を見せてくれる日本茶の新しい世界。
普段なにげなく飲んでいるお茶に、またひとつ新たな愉しみとして加わることでしょう。

ニッポンブランド・マイスター本科「日本茶の愉しみ」講座では
山上先生からより深く、海外での日本茶事情なども含め学べます!

山上先生プロフィールはこちら

【著書】
「知識ゼロからの日本茶入門」(幻冬舎)
「世界お茶の基本」(プラザ出版/制作責任者)
「ティー&コーヒー大図鑑」(講談社/共著)など

「白洲塾第1回Wakiya 一笑美茶棲」開催

2018年5月15日(火)
「白洲塾第1回Wakiya 一笑美茶棲」開催

2018年5月15日(火)
NBM本科修了生のみが参加できる「白洲塾」開始しました。

今回の「白洲塾」は、”モノ・コト・ヒト”に焦点を絞った全3回講座です。
いま見直すべき「日本的はるもの」とは何か?
白洲信哉の視点にその本質を学びます。



会場は大人の学びの場にふさわしく、本格・本物の上質で贅沢な食と空間。
現在日本で繰り広げられる一流の食を囲みながらの講座は、
日本の美意識はもちろん、創造性を豊かにし、さらなる気付きを得られることでしょう。

第1回の会場は、
日本の中国料理界を牽引する脇屋友詞氏がオーナーシェフを務める
赤坂の「Wakiya 一笑美茶棲」。



オーナーシェフ脇屋氏自らが「白洲塾」の為に
特別メニューを考え、うつわを用意してくださいました。
料理は6品、それに合わせてシャンパン・赤白ワイン、紹興酒。
最後にデザートと、脇屋が選んだ「極品香銘茶」を愉しみます。



古九谷のうつわと手描きのメニューがお出迎えです。



まずはシャンパンで乾杯。
一品目は、「季節の食材チャイナオードブル盛り合わせ」です。





早速、白洲先生より季節の食のお話が始まりました。



そして、うつわに纏わるエピソードなど・・・



2品目の「4つの宝入り極上すましスープ」は
薩摩が誇る「沈壽官」のカップで頂きます。



白洲先生のお話は通り一遍ではなく
時代を様々な角度、人物を通したものなど
新鮮な驚きをもたらします!





「アスパラガスの煎り焼き 山椒と湯葉のソース」
Wakiyaの料理は
「五味(甘味、苦味、酸味、塩味、旨味)の調和を図りながら上海料理の伝統をベースに、
旬を迎えた日本の食材も積極的に用いる体に優しい美味しさが特徴。
大皿でなく銘々皿に美しく盛り付ける手法も氏が始め、
モダンチャイニーズの旗手と讃えられています。





上海料理の醍醐味、「極上ふかひれの上海風煮込み」
炊き立てのご飯と一緒に。



記録写真のカットも増えます!



「数十種のスパイスで煮込んだ特製ピリ辛豆腐」



本日のシェフのご挨拶





参加者の方々から、
「食事はどこで何を食べるかではなく
誰と食べるかが重要と実感した!」
との言葉が。

最後の料理はお好みのものをセレクトできますが
脇屋シェフから「お粥」は全員に召し上がって頂きたい
とのことで大鍋で登場。







辛口担々麺」
「豆乳の担々麺」
「カレー」

デザートは「江戸切子」に盛り付けて・・・











上質を体験し、本質を得た、との言葉もいただきました。
次回は6月20日(水)表参道の「茶洒 金田中」

金田中は大正時代に新橋の花柳界にて創業し、
京都の祇園と比肩される日本屈指の格式を持つ老舗料亭。

世界的に活躍をする現代美術作家、
杉本博司氏が手がける内装が特徴的な「茶洒 金田中」。

テーマは「コト」です。
どんな時間が体験できるか愉しみですね!!

「白洲宵遊び」スタートしました!

2018年4月24日
NBM本科講座最終回に登壇する白洲信哉氏による
「白洲宵遊び」いよいよ開始です。



第1回の今回のテーマは「白洲 信哉とうつわの産地をめぐり語る」です。
旬の日本酒を味わいながら、日本酒を愉しむうつわのはなし。



まずは、利酒師の榊幹夫氏から日本酒の誕生からキホンのお話を伺います。
今回のお酒はこちら。



山形県鶴岡の蔵元「大山」から日本酒を仕込む時に使う仕込み水
「蔵の水」を特別に取り寄せて頂き、味わいながら
酒造りにまつわる秘話に触れ、
杜氏達の匠の技に思いを馳せます。

同じ日本酒も器の素材や形によって味わいがことなるなど
呑み比べ。

次に白洲信哉氏が持参した
「李朝」「伊万里」「唐津」の時を経たうつわのはなしを伺います。





産地の今を全国を飛び回って見ている弊社代表赤瀬とともに
うつわの歴史を紐解きながら産地の個性へと話題は尽きません。

日本酒とうつわのものづくりから日本のこころを識る、ニッポンブランド・マイスター本科講座の入門編です。



ニッポンブランド・マイスター本科講座ではより深く、幅広い日本が学べます。

第4回NBMサロン開催しました!

「サロン」は講師の方々や第1期~第23期のお仲間と
講座の枠を超えご交流いただく場として定期的に開催しています。
「第4回サロン」を下記開催しました

【開催日時】2017年6月24日(土)17:30~20:00
【テーマ】 「きもの」を愉しむ-産地の声を聴き、未来に繋げる
【講師】  外舘和子先生
【ゲスト】 「本場結城紬染織資料館」奥澤武治館長
【ナビゲーター】赤瀬浩成 (メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社代表)
【開催場所】清澄庭園「大正記念館」 東京都江東区清澄 3-3-9

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今回はゲストに「本場結城紬染織資料館」奥澤館長を迎え
産地の声を聴き、未来に繋げるディスカッションを
参加者の皆様と一緒にしていきます!

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まずは茨城県の工芸品「笠間焼」のぐい吞みを受付で一つ選び
茨城県の14の日本酒の蔵元から届いた日本酒を楽しんでいただきます。

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奥澤館長から結城紬の真綿をサプライズでプレゼントされました!

触っていると手がツルツルになって、
フワフワな触感が癒し効果を生みます!
皆さん大感激です。
ぐい吞みとともに素敵なお土産になりましたね。

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真綿は広げるとこんなに伸びます
そして、とても強いのです!

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受講生お馴染みの外舘先生と奥澤館長の産地の問題点や
取り組みに受講生から質問が・・・
熱いディスカッションタイムです!!

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交流タイムでは皆さん積極的に名刺交換
勿論先生方とも!

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受講生のアピールタイムでは
浜松の「うなぎパイ」で有名な会社の新規事業として「和菓子部門」を担当されている23期多次見さん

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大阪でオートクチュールニットデザイナーをされている15期の加藤さん
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東京都で伝統工芸産業振興の担当をしている23期の張さん
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皆様から、NBM講座で学んだことをどう仕事にいかしているかのコメントを頂きました。
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今回集まった方々から、
気軽に交流できる会を数多く欲しい
との声が上がっていましたので企画していきます!!

第3回ニッポンブランド・マイスターサロンを開催しました。

2014年4月12日
第3回ニッポンブランド・マイスターサロンを開催しました。

会場は「清澄庭園・大正記念館」です。
「清澄庭園」は、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」として
東京都の名勝に指定されています。
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index033.html

開会は17:30。
大きな窓から素晴らしい日本庭園を眺める事ができました。

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外舘先生・大澤先生・山上先生・福田先生をお迎えし、
第1期から第14期までの修了生及び受講中の方々など
40名ほどの参加者です。

まず、6月よりスタートする専科講座のご案内を
外舘先生・大澤先生より伺います。

外舘先生の「うつわⅡ」の詳細はこちらへ
https://www.nipponbrand.org/honka/senka/utsuwa02/

第3回マイスターサロンのテーマは
「日本酒とうつわを愉しむ~和食の世界遺産記念~」です。

うつわのスペシャリスト外舘先生と
本科では日本茶を担当されていますが
ドリンク全般に造詣の深い山上先生による
うつわの愉しみ、日本酒の愉しみ、そして和食の愉しみについての
トークセッション!

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お話を伺いながら
「今半」のお料理と共に、4種の日本酒を味わっていただきます。

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・発泡酒「五橋のの」
・純米酒「大七純米生酛(きもと)」
・「澤乃井大吟醸」
・古酒「華鳩貴醸酒しおり」

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参加された皆様には日本酒を頂くうつわを持参していただきました。
↓こちらは外舘先生のうつわ

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↓こちらは染色担当の大澤先生秘蔵のうつわです。
注がれているのは8年ものの古酒「華鳩貴醸酒しおり」です。
日本酒とは思えない濃い色合いですね。

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参加された皆様からも持参の逸品についてコメントを頂きました。
本科講座受講により「自分で選ぶ楽しみが増えた!」との声も。

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今回は日本庭園でのサロンという事で、
お着物で参加された方が多くとても素敵でした。

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修了生からの近況報告では、
ニッポンのモノづくりの魅力を多くの方に伝え
使って頂く活動をされている方や

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作り手をサポートして行こうと動き出した方など
積極的な活動報告があり
期を越えた仲間の輪が広がりました。

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今回スケジュールが合わず参加できなかった方
次回への参加をお待ちしております。

12月14日(土)『目の眼サロン』オープンとオープニングイベントのご案内

12月14日(土)『目の眼サロン』オープンとオープニングイベントのご案内
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この度、古美術・工芸のこころにふれる雑誌「目の眼」監修のもと、『目の眼サロン』を THE COVER NIPPON店内にオープンしました。定期的にテーマを決めて、「目の眼」がセレクトした古美術の良品を展示販売。骨董や古美術に興味はあるけれど、古美術店にはなかなか入りづらい、そんな方々にも骨董・古美術の世界にふれていただければ幸いです。

《 目の眼サロン オープンによせて 》
このたび東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」の一画に、目の眼サロンを開設することとなった。
ささやかなスペースではあるが、この場所から骨董・古美術にふれるリアルな愉しみを発信していきたいと考えている。
古美術は我々先祖の記憶装置である。遥か縄文の昔から生みだされたモノには魂があり、我々はそれを次世代に繋ぐ責務があるように思っている。ここ東京ミッドタウンには、国内外の実にさまざまな土地から毎日大勢の人が訪れる。その文化の交差点のような場所で、我々日本人が愛でてきた、モノと心の魅力を少しでも多くの方に伝えられれば嬉しい。
白洲信哉 (月刊 『目の眼』 編集長)

目の眼サロンオープニングイベント開催決定!

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写真:鳳凰堂の落日/撮影:神居文彰

神居文彰(かみいもんしょう) 
1962年愛知県生まれ。1991年大正大学大学院博士課程満期退学。1992年平等院住職に就任。現在(財)美術院監事、(学)埼玉工業大学理事、(独)国立文化財運営機構運営委員、佛教大学等非常勤講師、メンタルケア協会講師など。
目の眼住職

白洲信哉(しらすしんや)
1965年東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースする。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。月刊『目の眼』編集長。
白洲先生

イベント概要
日時:12月14日(土) 18:30開演(18:15受付開始) 
場所:東京ミッドタウン THE COVER NIPPON店内
定員:30名 ※定員になり次第締切とさせていただきます。
入場料:無料

ご応募はこちらから↓
http://www.thecovernippon.jp/form/menome.html
月刊 『目の眼』
昭和52年創刊、骨董・古美術の魅力や、コレクションの愉しみを発信している「目の眼」。平成25年、『目の眼』は新たに白洲信哉編集長を迎え、通巻439号より新装刊しました。 古美術・工芸毎号豊富な写真と多彩な執筆陣により、古美術や骨董、工芸の魅力を楽しむことができます。美術館や博物館、ギャラリーの展示会、骨董市などの最新情報も満載しています。
※最新号・バックナンバーの販売、年間定期購読のお申込など、THE COVER NIPPON店内にて、お取扱いしています。

第1回ニッポンブランド・マイスター サロン開催

6月23日に第1回ニッポンブランド・マイスター サロンが
東京ミッドタウン カンファレンスルームにて開催されました。

第1期生から現役の第7期生まで約40名が参加。

第1部は日本人が持つ心の豊かさや美意識をテーマに、ご参加頂けましたNBMの講師の先生方5名からお話を伺いました。




第2部は講師の先生方を囲んでの懇親会でした。

講師の先生方や修業生の皆様より、交流の場であるNBMサロンをいかに活かしていくか、活発な意見や提案が出されました。
これからNBMサロンを、参加される皆さまと共に育てていきたいと思います。

Nippon宵座「今様和茶:冷茶のおもてなし」講座開催しました

2018年8月10日(金)
Nippon宵座「今様和茶:例茶のおもてなし」講座開催しました。


東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」内にて開催する
Nippon宵座。
平日の午後7時~9時、お仕事帰りにテーブルを囲み“車座”になって愉しんでいただく講座です。



8月のテーマは「冷茶のおもてなし」。
講師はNBM本科にて「日本茶の愉しみ」講座を担当されている山上昌弘先生です。


お茶には様々な栄養があります。
テアニン・カテキンなど、皆さん聞いた事があるかと思います。

最近注目されているのが
「ポリサッカライド(ポリサッカロイドとも)」これは
緑茶を水出しすることで抽出される成分で
血糖値を下げると言われています。
夏、美味しい水出し緑茶の魅力が増えましたね。

今回の常滑急須で淹れる茶葉は
個性豊かな3種です。

① 埼玉県産「狭山ゆめわかば」茶工房比留間園。
“極茶人のこだわり”で有名な比留間氏のお茶です。
狭山茶は、大規模な茶産地としては北限に位置し、地元では
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす」といわれています。

② 静岡県「川根はるみどり」。大井川上流域で、南アルプス山脈の南端の山深い地で作られた、爽快感のあるふくよかな香りのお茶です。
農林水産大臣賞受賞茶園、土屋農園から特別にお分けいただいた茶葉をご用意しました。

③ 高知県「四万十川源流茶」
江戸時代には、土佐三大銘茶(韮生郷の大抜茶、大豊郷の碁石茶と並ぶ)の一つとして知られ、土佐を代表するお茶として高い評価を受けてきた産地です。
今回セレクトしたお茶は、四国山脈山あいの里、最後の清流と代バルレウ四万十川の水源地域、標高600メートルの茶畑で育まれました。
香り高く、キレのある味わいは男性的。
飲み終わった後の余韻も長く続きます。



日本人の誇り、日本茶は美味しく、身体によく、味わい方も様々。

茶菓もオリーブオイルを掛けた豆大福や、
ミモレットチーズなど、意外性のあるものも合うのです!





今宵も楽しいひと時を学びながら過ごしました。

本日のお土産は、茶工房比留間園の「茶花花茶」。
ほんの少し浅めに蒸した「さやまかおり」に、摘みたて茶花で香りをつけたもの。
通常は複数年をブレンドしているのですが
本日は特別に良い年のものをシングルビンテージにてご用意して頂きました。



この日本茶の愉しみを周りの方にお伝えください!!


山上先生の情報はこちら

「白洲塾第3回Restaurant TOYO」開催

2018年7月20日(金)
「白洲塾第3回Restaurant TOYO」開催

3回シリーズの「白洲塾」いよいよ最終回です。
会場は東京ミッドタウン日比谷の「Restaurant TOYO Tokyo」。



「東京ミッドタウン日比谷」は文化・伝統・芸術の発祥の地である日比谷に
2018年3月オープンした、六本木の「東京ミッドタウン」の姉妹店です。

「白洲塾」第1回は、日本の文化に大きな影響を与えた中国をリスペクトして
日本を代表する中華料理「Wakiya(一笑美茶棲)」で開催しました。
第2回は、日本の老舗料亭金田中の新たなコンセプトの店「茶洒 金田中」。
第3回は、未来に向けて世界に発信をイメージして
西洋と東洋の融合と調和がコンセプトの「Restaurant TOYO」です。



オーナーシェフの中山豊光氏は、日本やフランスでのフレンチレストラン、
そしてパリの本格的な日本料理店を経て
世界的ファッションデザイナー高田賢三氏の専属料理人を長く務め
2009年パリに「Restaurant TOYO」をオープン。



フレンチの影響を受けた和食をフレンチスタイルにて提供。
料理は新鮮な食材を使った上品な味付け
一皿が少量で、品数多く楽しめるということから
女性やファッション業界の方々にも人気を得ました。
パリ内外のメディアにも取り上げられることで予約が取りづらい名店として注目を集めています。

本日は、いつもはパリ本店にいらっしゃる中山オーナーシェフが来日中。
大森シェフとお二人で対応して頂きました。



食材はその日の朝仕入れ、どう調理するか決めるとのこと。
新鮮な食材、そして季節を感じる食材に拘り
旬な食材を通して、季節の移ろいを感じてもらいたいとの思いがこもった料理の数々。





前回、白洲先生と話題になった
「都会暮らしでどう季節を感じることができるか・・・」
のひとつの回答かもしれません。

白洲先生は冷凍食品を食べないそうです。
食材を食べているのではなく「旬」を食べているのだから
季節と調理の仕方を愉しんでいる。
今、穫れないもの、ないものは諦めるとのこと。



「Restaurant TOYO Tokyo」で使われる陶器のお皿は
全て佐賀県有田焼の「カマチ陶舗」に特注したものです。



「カマチ陶舗」は、伝統を意識しながらも、革新的でモダンな世界観を生み出し
色、紋様、テクスチュアは奥深くセンシュアル
料理人のインスピレーションをかき立てます。

高品質の皿々に魅せられ、国内のシェフたちからはもちろん、
ニューヨークのデビッド・プーレ氏、
フランスのトロワ・グロ氏、ティエリー・マルクス氏、ジャン=フランソワ・ピエージュ氏などから
高い評価を得、採用されているそうです。

オーナーシェフの中山氏が熊本出身ということで、
本日の「白洲塾」の為に特別にご用意頂いたメニューに合わせるお酒は
全て九州産。



丁度、白洲先生監修の「2月堂焼経と日の丸盆」の展覧会が
6月14日~28日「東大寺本坊大広間」にて開催されました。

白洲先生曰く
「古美術は長い年月様々な人の手を経てなお存在し続ける。
車などの消費財と違い“循環”し、消費されない。」
古美術品を持つということは、「所有するのではなく、一次預かりしている」とのことです。



白洲先生曰く、
日本には巾広い「日本らしさ」「遊び心」がある。
時代が変わってもそれはあり続け、それが面白い。
日本の本質的なものをこれからも探していきたい。

中山シェフからフランスのお話を伺いました。



今、フランスで日本人の料理人が多数活躍しているのは
日本人らしさを出すことで、フランス人にはないものが評価されているとのこと。
一つには包丁捌き。
包丁の使い方で素材の切り口の光り具合が違う。
又、切りながら盛り付けることは日本人にしかできないそうです。
フランス人は一連の動作を一緒にできないとの事に
一同びっくりしました。

逆にフランス人の料理の特徴は、肉の塊を焼くことに代表される
盛り上がる感覚。
興奮してくる、気分が上がっていく、
下がらないイメージです。
それに対して日本料理は、ほっとする、安心する感覚。
日本らしさのイメージがありますね。

3回の「白洲塾」を振り返り
ある方は「長続きしない自分が3回続けて参加したのは自分でもびっくりですが
白洲さんの話から毎回新たな気付きを頂き、引き込まれました。
勿論料理やお酒も美味しいのですが、
誰と食べるか、時間を共有するかが重要だと思いました。」



又、海外の方の中で生活している方は、
「日本にはポテンシャルが高いものが沢山あるのに、まだまだ伝えきれていない。
自分がしっかり伝えられるようになるために、こんな機会をもっと経験したい。」



又、別の方は「3回通して参加できて一番財産になったのは、
白洲さんが生きてこられて経験されてきた事の、
エッセンスみたいなことをこの時間で共有頂けたっていうことです。
自分自身では経験できない事、感じられない事を白洲さんは経験されてきて、
それを言葉として浴びせて頂いたので、今後の自分に活かしていけたらと思います。」

「白洲塾」はまさに白洲先生の経験を共有する場となりました。
参加者それぞれの糧になったことでしょう。

「白洲塾第2回茶洒金田中」開催

2018年6月20日(水)
「白洲塾第2回茶洒金田中」開催

白洲塾第2回は「夏至の宴」
場所は表参道の「茶洒金田中(さーしゃかねたなか)」です。
金田中は大正時代に新橋の花柳界にて創業し、京都の祇園と比肩される日本屈指の格式を持つ老舗料亭。



「茶洒金田中」は表参道の交差点近くに新たにできたランドマーク「オーク表参道」の2階にあります。
エントランスホールから「茶洒金田中」へのアプローチ空間は、
古代の石室をイメージし「究竟頂 (くっきょうちょう) 」と名付けられています。
天井からは数理模型をモチーフにした「Marhematical Model 013」が地上へ伸び、
神殿的空間における招待の役割をはたしています。
このエントランスは「茶洒金田中」だけの入り口です。
贅沢ですね!



このエントランス空間から「茶洒金田中」までを
一体的な作品として手掛けたのは
日本の古美術・古建築・古典文学への造詣が深い杉本博司氏。
活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理、と多岐に渡り
写真作品は世界中の美術館に収蔵されています。



「茶洒金田中」の内装は、極端に大きな開口から庭を見せ
ヒバ無垢材を贅沢に使った2本の大型テーブルと
白を基調にした壁がとても美しいです。
苔庭の石は中国の青島から200㎞離れた採石場から運ばれ、総重量500tにものぼります。

スタートは夜7時半。
本日は「白洲塾」の貸し切りです。





金田中4代目の岡副真吾氏による特別な御献立が用意されました。
通常の「茶洒金田中」とは全く異なる料亭料理です。



料理のテーマは「入梅」。
「涼肴」と題された涼し気な前菜が白木のカウンターに並べられ
参加者を迎えます。



普段新橋の料亭でしかお目にかかれない数々の器に
入梅をイメージした料理が並びます。





美しく盛られた料理を目で愉しみ、記念写真。



魯山人の縁高皿に並べられた
能扇面蒔絵蓋の鱧料理が美しい。



さあ、宴の始まりです。



黒丸盆で銘々に出される「涼肴」の数々。
「水無月の氷室仕舞い」と題された胡麻豆腐。
へぎ板には「鴨白ロース 熟トマト アスパラ 杏黄身酢」
白木の椀は「トマトの澄汁」です。
焼いたトマトから滴った旨味たっぷりな澄汁。





岡副氏が料理の名前や器の由来を解説。



ユーモア溢れるお話で
格式ある料亭料理をリラックスして愉しめました!



蒔絵蓋は「鱧長落し 鯒細造り」
金砂皿には「琥珀掛け 黄身玉子 焼き茄子 油霜海老 煮鮑」





温かい料理に移りました。
「沢煮椀」
金田中が輪島尚古堂と新たに創った器。
透き漆の竹筒に蒔絵の蓋。



蒔絵の蓋に霧吹がかけられており 梅雨の演出かと思っていたところ
岡副氏から
「昔よりお殿様にお出しするものにはこのようにし
料理を作った後に誰も触っていない、毒は入れられていない」
とのお話を伺い、日本料理の奥深さを実感。



温肴
「丸玉地蒸し すっぽん地」は四角い銀中箱
「梅雨鯒昆布蒸し 青白かもじ葱」も銀箱で



岡副氏より「丸玉地蒸しを四角い箱にしたら
やっぱり四隅が食べにくかった」と苦笑いのお話が!



本日のメイン「生け鮎塩焼き」
生け鮎でなければ口は開いていないそうですよ。







最後の飯料理です。
竹に米を入れ、紙で蓋をしてオーブンで焼いたもの。
炊飯器で炊いたものより、もち米のような触感が。
趣向を凝らした演出で一品づつに感動です。



白洲先生監修の、東大寺の展示から
焼けた読経にも美しさを感じ取る日本人の美意識の話。
「入梅」をテーマにした
旬の素材を生かした、季節感豊かな料理をいただきながら
都会で暮らす私達が、季節をどう感じ取っていけるかなど・・・
今宵の白洲塾も様々な「日本的なるもの」の話が弾みます。





デザートは素朴な白木小椀に「葉桜アイスクリーム 求肥」
さくらんぼ添え



料理が運ばれたカウンターには
各御膳で使われていた 絵替わりの蒔絵をディスプレイ。
料理の代わりに素晴らしい器を見て楽しめる演出に 一同見入ってしまいました。



現代の職人が作った蒔絵と、骨董の蒔絵が並び
時の経過を実感します。





今回の金田中の内装とビル全体を手掛けた杉本博司氏の芸術的なことから始まり
古典から現代、禅の世界、日本的なるもの、の話など
来月の第3回が一段と楽しみです。

Nippon宵座「今様和茶:新茶のおもてなし」講座開催しました

2018年5月29日(火)
Nippon宵座「今様和茶:新茶のおもてなし」講座開催しました。

東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」内にて開催する
Nippon宵座。
平日の午後7時~9時、お仕事帰りにテーブルを囲み“車座”になって愉しんでいただく講座です。

5月のテーマは 「新茶のおもてなし」。
講師はNBM本科にて「日本茶の愉しみ」講座を担当されている山上昌弘先生です。



日本茶インストラクターの山上先生は、
「茶葉やお茶は手間もかかっている、本来とても贅沢なもの。日本茶のことをもっと知ってもらい、プレミアムな日本茶のスタイルを広めていきたい」
と、日々活動されています。

本日は、新茶の美味しい淹れ方や召し上がり方、
新茶にまつわる話はもちろんのこと、
様々な角度から、新茶を愉しんでいただきます。

まずは、ワイングラスで新茶を冷茶でいただきます。
日本茶は淹れ方だけでなく、うつわでも味わいが変わります。
三川内焼のストレートの盃、口が広がっている盃、
備前焼の土もののぐい吞みなどで飲み比べ
香りや味わいの変化を愉しみます。



日本茶以外にも様々なドリンクに精通している山上氏より、
お茶とうつわの密接な関係を紐解いていただきます。

次に急須を使って産地の違う新茶の味わいを比較。
伝統的に良質な日本茶の名産地とされる地域を見ると
山間地の斜面で水はけが良く、川が流れていて川霧が立つ特色があります。

今回はこの中から注目の3産地の新茶を飲み比べます。

①静岡県の「川根本茶」
②高知県の「四万十清流茶」
③福岡県の「八女茶」

使う急須は日本六古窯(常滑・瀬戸・信楽・備前・越前・丹波)のひとつ常滑焼。
常滑焼の陶土には酸化鉄が含まれ、お茶のタンニンと反応して、苦味渋味が程よくとれ、まろやかな味わいになるという特徴があります。



ポットのお湯を、湯冷まし用の急須に入れ、お茶碗に注ぎます。
ある程度低めの温度になったところで常滑の急須に入れます。
30~40秒ほど待って各茶碗に少しづつ注ぎ、2回目は逆順に注ぎます。
最後の1滴までしっかり注ぐことがポイント!



3産地の味わいも異なりますが、色もこんなに違うのですね。



今回は新茶と茶菓の、おもてなしマリアージュも愉しみます。
茶菓(さか)には、オリーブオイルでいただく大福、口に入れるとふんわりととろけてしまうほど薄くスライスしたチーズなど、その他ちょっとした工夫をほどこした、お洒落で美味しい茶菓をお召し上がりいただきます。

最後に、新しいお茶の飲み方の提案としてスパークリング冷茶が登場。
山上先生が静岡のカリスマ茶師である前田富佐男氏と作り上げた
アロマティックな香りをまとった全く新しいスパークリング日本茶です。
とてもめずらしい静岡県本山産の玉露の旨味と、
芳醇特許製法の高香茶がブレンドされています。





この夏が楽しくなりそうな新茶のスタイルですね。
参加者にはこのブレンド茶のティーバックをお土産としてご用意。
ご自宅で簡単にたのしめます。

さまざまな顔を見せてくれる日本茶の新しい世界。
普段なにげなく飲んでいるお茶に、またひとつ新たな愉しみとして加わることでしょう。

ニッポンブランド・マイスター本科「日本茶の愉しみ」講座では
山上先生からより深く、海外での日本茶事情なども含め学べます!

山上先生プロフィールはこちら

【著書】
「知識ゼロからの日本茶入門」(幻冬舎)
「世界お茶の基本」(プラザ出版/制作責任者)
「ティー&コーヒー大図鑑」(講談社/共著)など

「白洲塾第1回Wakiya 一笑美茶棲」開催

2018年5月15日(火)
「白洲塾第1回Wakiya 一笑美茶棲」開催

2018年5月15日(火)
NBM本科修了生のみが参加できる「白洲塾」開始しました。

今回の「白洲塾」は、”モノ・コト・ヒト”に焦点を絞った全3回講座です。
いま見直すべき「日本的はるもの」とは何か?
白洲信哉の視点にその本質を学びます。



会場は大人の学びの場にふさわしく、本格・本物の上質で贅沢な食と空間。
現在日本で繰り広げられる一流の食を囲みながらの講座は、
日本の美意識はもちろん、創造性を豊かにし、さらなる気付きを得られることでしょう。

第1回の会場は、
日本の中国料理界を牽引する脇屋友詞氏がオーナーシェフを務める
赤坂の「Wakiya 一笑美茶棲」。



オーナーシェフ脇屋氏自らが「白洲塾」の為に
特別メニューを考え、うつわを用意してくださいました。
料理は6品、それに合わせてシャンパン・赤白ワイン、紹興酒。
最後にデザートと、脇屋が選んだ「極品香銘茶」を愉しみます。



古九谷のうつわと手描きのメニューがお出迎えです。



まずはシャンパンで乾杯。
一品目は、「季節の食材チャイナオードブル盛り合わせ」です。





早速、白洲先生より季節の食のお話が始まりました。



そして、うつわに纏わるエピソードなど・・・



2品目の「4つの宝入り極上すましスープ」は
薩摩が誇る「沈壽官」のカップで頂きます。



白洲先生のお話は通り一遍ではなく
時代を様々な角度、人物を通したものなど
新鮮な驚きをもたらします!





「アスパラガスの煎り焼き 山椒と湯葉のソース」
Wakiyaの料理は
「五味(甘味、苦味、酸味、塩味、旨味)の調和を図りながら上海料理の伝統をベースに、
旬を迎えた日本の食材も積極的に用いる体に優しい美味しさが特徴。
大皿でなく銘々皿に美しく盛り付ける手法も氏が始め、
モダンチャイニーズの旗手と讃えられています。





上海料理の醍醐味、「極上ふかひれの上海風煮込み」
炊き立てのご飯と一緒に。



記録写真のカットも増えます!



「数十種のスパイスで煮込んだ特製ピリ辛豆腐」



本日のシェフのご挨拶





参加者の方々から、
「食事はどこで何を食べるかではなく
誰と食べるかが重要と実感した!」
との言葉が。

最後の料理はお好みのものをセレクトできますが
脇屋シェフから「お粥」は全員に召し上がって頂きたい
とのことで大鍋で登場。







辛口担々麺」
「豆乳の担々麺」
「カレー」

デザートは「江戸切子」に盛り付けて・・・











上質を体験し、本質を得た、との言葉もいただきました。
次回は6月20日(水)表参道の「茶洒 金田中」

金田中は大正時代に新橋の花柳界にて創業し、
京都の祇園と比肩される日本屈指の格式を持つ老舗料亭。

世界的に活躍をする現代美術作家、
杉本博司氏が手がける内装が特徴的な「茶洒 金田中」。

テーマは「コト」です。
どんな時間が体験できるか愉しみですね!!

「白洲宵遊び」スタートしました!

2018年4月24日
NBM本科講座最終回に登壇する白洲信哉氏による
「白洲宵遊び」いよいよ開始です。



第1回の今回のテーマは「白洲 信哉とうつわの産地をめぐり語る」です。
旬の日本酒を味わいながら、日本酒を愉しむうつわのはなし。



まずは、利酒師の榊幹夫氏から日本酒の誕生からキホンのお話を伺います。
今回のお酒はこちら。



山形県鶴岡の蔵元「大山」から日本酒を仕込む時に使う仕込み水
「蔵の水」を特別に取り寄せて頂き、味わいながら
酒造りにまつわる秘話に触れ、
杜氏達の匠の技に思いを馳せます。

同じ日本酒も器の素材や形によって味わいがことなるなど
呑み比べ。

次に白洲信哉氏が持参した
「李朝」「伊万里」「唐津」の時を経たうつわのはなしを伺います。





産地の今を全国を飛び回って見ている弊社代表赤瀬とともに
うつわの歴史を紐解きながら産地の個性へと話題は尽きません。

日本酒とうつわのものづくりから日本のこころを識る、ニッポンブランド・マイスター本科講座の入門編です。



ニッポンブランド・マイスター本科講座ではより深く、幅広い日本が学べます。

第4回NBMサロン開催しました!

「サロン」は講師の方々や第1期~第23期のお仲間と
講座の枠を超えご交流いただく場として定期的に開催しています。
「第4回サロン」を下記開催しました

【開催日時】2017年6月24日(土)17:30~20:00
【テーマ】 「きもの」を愉しむ-産地の声を聴き、未来に繋げる
【講師】  外舘和子先生
【ゲスト】 「本場結城紬染織資料館」奥澤武治館長
【ナビゲーター】赤瀬浩成 (メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社代表)
【開催場所】清澄庭園「大正記念館」 東京都江東区清澄 3-3-9

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今回はゲストに「本場結城紬染織資料館」奥澤館長を迎え
産地の声を聴き、未来に繋げるディスカッションを
参加者の皆様と一緒にしていきます!

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まずは茨城県の工芸品「笠間焼」のぐい吞みを受付で一つ選び
茨城県の14の日本酒の蔵元から届いた日本酒を楽しんでいただきます。

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奥澤館長から結城紬の真綿をサプライズでプレゼントされました!

触っていると手がツルツルになって、
フワフワな触感が癒し効果を生みます!
皆さん大感激です。
ぐい吞みとともに素敵なお土産になりましたね。

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真綿は広げるとこんなに伸びます
そして、とても強いのです!

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受講生お馴染みの外舘先生と奥澤館長の産地の問題点や
取り組みに受講生から質問が・・・
熱いディスカッションタイムです!!

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交流タイムでは皆さん積極的に名刺交換
勿論先生方とも!

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受講生のアピールタイムでは
浜松の「うなぎパイ」で有名な会社の新規事業として「和菓子部門」を担当されている23期多次見さん

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大阪でオートクチュールニットデザイナーをされている15期の加藤さん
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東京都で伝統工芸産業振興の担当をしている23期の張さん
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皆様から、NBM講座で学んだことをどう仕事にいかしているかのコメントを頂きました。
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今回集まった方々から、
気軽に交流できる会を数多く欲しい
との声が上がっていましたので企画していきます!!

第3回ニッポンブランド・マイスターサロンを開催しました。

2014年4月12日
第3回ニッポンブランド・マイスターサロンを開催しました。

会場は「清澄庭園・大正記念館」です。
「清澄庭園」は、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」として
東京都の名勝に指定されています。
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index033.html

開会は17:30。
大きな窓から素晴らしい日本庭園を眺める事ができました。

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外舘先生・大澤先生・山上先生・福田先生をお迎えし、
第1期から第14期までの修了生及び受講中の方々など
40名ほどの参加者です。

まず、6月よりスタートする専科講座のご案内を
外舘先生・大澤先生より伺います。

外舘先生の「うつわⅡ」の詳細はこちらへ
https://www.nipponbrand.org/honka/senka/utsuwa02/

第3回マイスターサロンのテーマは
「日本酒とうつわを愉しむ~和食の世界遺産記念~」です。

うつわのスペシャリスト外舘先生と
本科では日本茶を担当されていますが
ドリンク全般に造詣の深い山上先生による
うつわの愉しみ、日本酒の愉しみ、そして和食の愉しみについての
トークセッション!

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お話を伺いながら
「今半」のお料理と共に、4種の日本酒を味わっていただきます。

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・発泡酒「五橋のの」
・純米酒「大七純米生酛(きもと)」
・「澤乃井大吟醸」
・古酒「華鳩貴醸酒しおり」

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参加された皆様には日本酒を頂くうつわを持参していただきました。
↓こちらは外舘先生のうつわ

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↓こちらは染色担当の大澤先生秘蔵のうつわです。
注がれているのは8年ものの古酒「華鳩貴醸酒しおり」です。
日本酒とは思えない濃い色合いですね。

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参加された皆様からも持参の逸品についてコメントを頂きました。
本科講座受講により「自分で選ぶ楽しみが増えた!」との声も。

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今回は日本庭園でのサロンという事で、
お着物で参加された方が多くとても素敵でした。

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修了生からの近況報告では、
ニッポンのモノづくりの魅力を多くの方に伝え
使って頂く活動をされている方や

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作り手をサポートして行こうと動き出した方など
積極的な活動報告があり
期を越えた仲間の輪が広がりました。

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今回スケジュールが合わず参加できなかった方
次回への参加をお待ちしております。

12月14日(土)『目の眼サロン』オープンとオープニングイベントのご案内

12月14日(土)『目の眼サロン』オープンとオープニングイベントのご案内
目の眼1

この度、古美術・工芸のこころにふれる雑誌「目の眼」監修のもと、『目の眼サロン』を THE COVER NIPPON店内にオープンしました。定期的にテーマを決めて、「目の眼」がセレクトした古美術の良品を展示販売。骨董や古美術に興味はあるけれど、古美術店にはなかなか入りづらい、そんな方々にも骨董・古美術の世界にふれていただければ幸いです。

《 目の眼サロン オープンによせて 》
このたび東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」の一画に、目の眼サロンを開設することとなった。
ささやかなスペースではあるが、この場所から骨董・古美術にふれるリアルな愉しみを発信していきたいと考えている。
古美術は我々先祖の記憶装置である。遥か縄文の昔から生みだされたモノには魂があり、我々はそれを次世代に繋ぐ責務があるように思っている。ここ東京ミッドタウンには、国内外の実にさまざまな土地から毎日大勢の人が訪れる。その文化の交差点のような場所で、我々日本人が愛でてきた、モノと心の魅力を少しでも多くの方に伝えられれば嬉しい。
白洲信哉 (月刊 『目の眼』 編集長)

目の眼サロンオープニングイベント開催決定!

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写真:鳳凰堂の落日/撮影:神居文彰

神居文彰(かみいもんしょう) 
1962年愛知県生まれ。1991年大正大学大学院博士課程満期退学。1992年平等院住職に就任。現在(財)美術院監事、(学)埼玉工業大学理事、(独)国立文化財運営機構運営委員、佛教大学等非常勤講師、メンタルケア協会講師など。
目の眼住職

白洲信哉(しらすしんや)
1965年東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースする。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。月刊『目の眼』編集長。
白洲先生

イベント概要
日時:12月14日(土) 18:30開演(18:15受付開始) 
場所:東京ミッドタウン THE COVER NIPPON店内
定員:30名 ※定員になり次第締切とさせていただきます。
入場料:無料

ご応募はこちらから↓
http://www.thecovernippon.jp/form/menome.html
月刊 『目の眼』
昭和52年創刊、骨董・古美術の魅力や、コレクションの愉しみを発信している「目の眼」。平成25年、『目の眼』は新たに白洲信哉編集長を迎え、通巻439号より新装刊しました。 古美術・工芸毎号豊富な写真と多彩な執筆陣により、古美術や骨董、工芸の魅力を楽しむことができます。美術館や博物館、ギャラリーの展示会、骨董市などの最新情報も満載しています。
※最新号・バックナンバーの販売、年間定期購読のお申込など、THE COVER NIPPON店内にて、お取扱いしています。

第1回ニッポンブランド・マイスター サロン開催

6月23日に第1回ニッポンブランド・マイスター サロンが
東京ミッドタウン カンファレンスルームにて開催されました。

第1期生から現役の第7期生まで約40名が参加。

第1部は日本人が持つ心の豊かさや美意識をテーマに、ご参加頂けましたNBMの講師の先生方5名からお話を伺いました。




第2部は講師の先生方を囲んでの懇親会でした。

講師の先生方や修業生の皆様より、交流の場であるNBMサロンをいかに活かしていくか、活発な意見や提案が出されました。
これからNBMサロンを、参加される皆さまと共に育てていきたいと思います。