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「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

2015年2月
「カスタマイズ講座(全5回)」開催しました

ニッポンブランド・マイスター講座ではご要望に合わせて
法人様及び少人数のグループ向けにカスタマイズ講座を承っています。

今回のカスタマイズ講座は
グローバル人材育成教育の一環として、ある法人企業で開催しました。

短期間で「日本の伝統文化」を学び
各社員が話す英語で海外の方に伝えることを目指します。

目的に合わせ、グローバルな視点をもった講師陣による
週1回、全5回、各2時間の講座です。

①「和菓子作り~縁起物の梅と松~」
②「和紙のはなし」
③「ふろしき~こころを包む贈り物」
④「茶の湯~テーブルで学ぶお点前~海外へ出る方への1day手習い」
⑤「日本酒~日本酒が育む日本の文化」

①2月6日(金)「和菓子作り~縁起物の梅と松~」開催
【講師】鳥居満智栄:創作和菓子研究家

和菓子には日本人の美意識や感性が凝縮されています。
四季折々の行事や願いが込められ
ひとつひとつに繊細で彩豊かな意匠が施されています。

15.1松と梅

指を使い、形作っていく作業は最初ぎこちなかったですが
だんだん慣れてきて、皆さんとても楽しそうでした。

和菓子3

和菓子1

和菓子4

出来上がりは和菓子屋さんで売れそうな出来栄えです!

和菓子2

実際に和菓子作りを体験することで、伝える力が増すことでしょう。


②2月13日(金)「和紙のはなし」開催
【講師】大柳久栄:和紙造形作家

日本の手漉き和紙は世界で最も薄く、強く、風合いが美しい紙です。
書や画をかき写すためだけでなく、古くから生活の中で幅広い用途に使われてきました。
紙の歴史を踏まえ、西洋の紙と和紙との違いから日本の文化を再確認します。
サンプルの西洋の紙と和紙を実際に手にする事で実感が湧きました。

和紙1

和紙を使ってお金や物を包む日本独自の文化が「折形(おりかた)」です。
「折形」は室町時代から上級武家の間で伝えられてきた贈り物を和紙で包む作法。
相手を敬い、快い人間関係を保つ為の礼をつくした心を形にしたものです。
和紙を使って“日本人のこころを伝える”「折形」に挑戦します!

和紙5

和紙3

世界文化遺産に登録された「本美濃和紙のおりがみ」でメッセージカードを包んでみました。

和紙4

ちょっとしたお礼の言葉もこんな風に包まれて頂くと、感謝の気持ちが伝わりますね。
折方を覚えると、海外で入手した紙でも楽しめます。


③2月20日(金)「ふろしき~こころを包む贈り物」開催
【講師】山田悦子:京都和文化研究所 むす美

一枚の布「ふろしき」は千年を越えて使われてきました。
ふろしきを通して見えてくる「包む文化」の「用」と「美」。
そして日本人が重んじる 「礼」について考え、ふろしきの作法や使い方を楽しく学びます。

ふろしき2

ふろしきを通して、伝統とは過去のものではなく、今に活かせるものだと再認識し、
自分の中に宿る日本人の感性を呼び覚ましましょう。

ふろしき1

ふろしき4

ふろしき5

ふろしき6

プレゼントやお土産をこんな風に
風呂敷に包んでお持ちしたら海外の方にも喜ばれますね!
受講された皆様には、包み方の説明DVDと風呂敷をお持ち帰り頂きました。


④2月27日(金)「茶の湯『テーブルで学ぶお点前』海外へ出る方への1day手習い」
【講師】傳田京子:武者小路千家教授

茶の湯は四季折々の風物詩を楽しみながら培われた
「おもてなしの心」に満ちた日本の伝統文化です。

本日はテーブルで手軽に楽しめる「茶の湯講座」を体験します。
海外でのプレゼンテーションをイメージし、
傳田先生自ら英語でご自分の茶の湯への想いを語りスタート!

茶3

茶の湯の楽しみを学ぶと共に
茶道の所作を通じてその精神が如何に日本人の生活の根幹をなし
普段意識を向けないところにも及んでいるかということに気付かされます。

茶5

茶6

皆さん背筋を伸ばし、美しい所作に挑戦です!

茶2

季節を表す和菓子を頂き、一服のお茶を愉しみます。
お抹茶と茶筅があればいつでもどこでも海外でも茶の湯は楽しめます。
“日常で茶の湯をエンジョイ!!”ですね!


⑤3月6日(金)「日本酒~日本酒が育む日本の文化」
【講師】森晃一郎:日本名門酒会本郡企画部長

日本の風土の中で育まれてきた日本酒は、時代とともに進化し、種類も増え味わいも様々。
海外での販売量も増えています。

日本酒を始めとし、ワインやビール、ブランデーやウイスキーなどお酒の分類を知り、
その上で日本酒の歴史・文化を学びます。

酒4

本日は特色ある7種類の日本酒と、食との相性を体験。
チーズやチョコレートと相性の良い日本酒も多くあります。

酒2

酒3

酒5

海外でも日本酒が愉しめるレストランが増えていますし、手に入り易くなってきました。

日本名門酒会のネットワークを活用し、アメリカでのお問い合わせ先や
アメリカで美味しい日本酒が飲めるレストランのデータも頂きました!

日本酒を選ぶ時の基準作りに役だったことと思います。
そして、日本酒を通じて日本のモノづくりの力を伝えてください!

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