- 2014年12月15日
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第16期「日本の色-文化とその意味」を開催しました。
第16期第4回「日本の色-文化とその意味」を開催しました。
本日の講師は、女子美術大学の色彩学教授 坂田勝亮先生です。
坂田先生は国際色彩学会委員などを歴任しており
色彩の国際的な専門家です。
プロフィールはこちらをご覧ください。
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/sakata_katsuaki/
私達が日々目にしているモノ。
モノには必ず“色”があります。
坂田先生のこの講座では
同じ色でも状況によって頭が違う色だと認識したり
立体感を色がどう捉えるかなど
色の見え方のメカニズムを実際の画像で体験します。
又、色は文化・宗教・気候・生活習慣など
様々な要素に影響を受け、
その意味やイメージが異なります。
例えば、日本では身分により使える色を制限した
「禁色」というものがありました。
「冠位十二階」がこちら。
どの色を高貴なものと捉えるかは
文化や宗教、国により様々です。
今、日本のモノづくりは世界を視野に入れて
活動することが求められています。
日本の文化を海外に持っていく時
私達も異文化を理解しなければいけませんね。