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縄文時代から続く「漆」の文化を、日々の生活で愉しむ

2014年3月15日 第12期第7回講座“「漆」の話”講座が開催されました。

アジア各地に漆の文化はありますが
日本では北海道南茅部町の石ノ垣B遺跡から
赤色漆の副葬品が平成12年に出土しました。
ナント推定9000年前です。

漆工芸品が出土した最古の遺跡といわれている
中国揚子江流域の遺跡が7000年前ですから
いかに日本の漆の歴史が古いか覗えますね。

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畠中博子先生から「漆の歴史」「漆の木」「漆の特色」などを学び
後半は漆造形作家である畠中先生が実際に製作で使われる
お道具類を見せて頂きます。

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金粉を撒く時に使うもの。

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受講生からの素朴な疑問にもわかりやすくお答え頂きます。

漆は日常生活にあまり使われなくなっていますが
後半は食文化と漆器に造詣の深い福田典子先生より
「食文化における漆器の歴史」と
「生活に活かす漆器」というテーマで具体的な使い方例をプレゼンテーションして頂きました。

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漆器ならではの味わいを
ちょっとしたアクセントとして日々の暮らしに加える事で
豊かな気持ちになる・・・

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すぐに実践できそうですね!


畠中博子先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/hatakenaka_hiroko/

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