- 2014年3月20日
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縄文時代から続く「漆」の文化を、日々の生活で愉しむ
アジア各地に漆の文化はありますが
日本では北海道南茅部町の石ノ垣B遺跡から
赤色漆の副葬品が平成12年に出土しました。
ナント推定9000年前です。
漆工芸品が出土した最古の遺跡といわれている
中国揚子江流域の遺跡が7000年前ですから
いかに日本の漆の歴史が古いか覗えますね。
畠中博子先生から「漆の歴史」「漆の木」「漆の特色」などを学び
後半は漆造形作家である畠中先生が実際に製作で使われる
お道具類を見せて頂きます。
金粉を撒く時に使うもの。
受講生からの素朴な疑問にもわかりやすくお答え頂きます。
漆は日常生活にあまり使われなくなっていますが
後半は食文化と漆器に造詣の深い福田典子先生より
「食文化における漆器の歴史」と
「生活に活かす漆器」というテーマで具体的な使い方例をプレゼンテーションして頂きました。
漆器ならではの味わいを
ちょっとしたアクセントとして日々の暮らしに加える事で
豊かな気持ちになる・・・
すぐに実践できそうですね!
畠中博子先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/hatakenaka_hiroko/