- 2014年1月17日
-
マイスター本科第12期 5回「日本茶の愉しみ」講座を開催しました。
マイスター本科第12期第5回講座は「日本茶の愉しみ」です。
講師の山上昌弘先生は、
お茶やお酒を中心にドリンク講師、コンサルタントとして活躍。
備前焼大茶会など、日本伝統の「うつわ」と「お飲みもの」を合わせた
新たな魅力のPRイベントのプロデュースや、茶の健康科学講座などを行っています。
日本茶はその栽培から製法、楽しみ方からおもてなしまで精通され、
身近すぎて気づきにくい日本茶の魅力をわかりやすく伝えることを使命としています。
様々な茶葉のサンプルやお茶を頂く茶器などなど
講座は1時間ごとに休憩を挟み、3部構成となっており
各部それぞれ色々な日本茶を頂きます。
まず、講義開始前にウェルカムドリンクとして、
山上先生がご用意された水出し煎茶を頂きながら
第一部の「日本茶の歴史」を学びます。
第二部は、「日本茶のおもてなし文化と、世界からみた日本茶について」。
ここでは玉露の「しずく茶」を体験します。
ほぼ皆さん初めて味わう「しずく茶」の美味しさに感動していました!
第三部は「お茶の入れ方の基本と、急須の種類について」。
ゲストに、常滑焼の急須を始め、数多くの茶器を扱っている
株式会社ヤマキイカイの村田 典隆氏をお迎えしました。
常滑焼の急須を使うと、お茶の渋みが和らぎ、味がまろやかになると言います。
講師の先生の説明を聞きながら、
お茶の美味しい淹れ方について、実践して学びます。
お茶は、最後の一滴まで出し切る事が大事。
心をこめて、じっくり淹れたお茶はいつもと美味しさが違います。
山上先生からのメッセージです。
「おもてなしの心はお茶の心、お茶の心は日本の心。日本茶を学ぶことは、
日本の心を持った世界に通用する“日本人”になるための近道だと考えます。」
日本茶を愉しむことで日常が豊かになりますね!
山上先生のプロフィールはこちら
https://www.nipponbrand.org/honka/teachers/yamagami_masahiro.html