- 2013年10月16日
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本科「日本の紙―和紙」講座で大柳久栄先生による折形のワークショップを体験
講師は和紙造形作家の大柳久栄先生です。
和紙は世界で最も薄く、強く、風合いが美しいと高い評価を得ている日本を代表する工芸品。
講座の前半では日本文化を支えてきた和紙の歴史を振り返り、
その製造方法や使われ方を学びます。
後半は実際の和紙を使い「折形(おりかた)」のワークショップを体験します。
使われる和紙は江戸時代の千代紙を復刻させたものや、
淵に極細い赤色を刷った特別なものなど・・・
「折形(おりかた)」は日本に伝わる包みの礼法です。
初めて「折形(おりかた)」という言葉に触れたという方も多かったのですが
お祝いの時にお金を包む金封は皆さんご存知ですね。
ちょとしたお礼に使える折形などに皆さん楽しく挑戦。
大柳先生秘蔵の和紙の数々に触れ、皆さん和紙の価値を再発見した講座となりました。
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