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マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

6月22日
マイスター本科 第11期 第2回 <日本の色ー文化とその意味ー> 講座を開催しました。

講師は女子美術大学 教授の坂田 勝亮氏をお迎えしました。

講座が開始するとすぐに、会場の電気を消して真っ暗に。
坂田先生が取り出したのは某レンタルビデオ店のカードです。暗闇の中で見える黄色や青の色は、いつも見慣れている昼間のそれとは大分違ったものに見えました。身近なものの見方が変わる、不思議な体験です。

ヒトの感覚の中で、最も使われる視覚というものに左右されていく私たちの生活は、色の変化にも敏感に反応できるようになりました。


赤いものを見るとポジティブな気持ちになるのは、皆さん共通の感情ではないでしょうか。
それは太古の昔から、ヒトが進化する過程で本能的に刷り込まれた記憶でもあります。

後半は、それぞれ代表的な色について、象形文字などの紹介とともに解説して頂きました。
日本人と西洋人では、色に対する考えも、感情も違ってきます。

 


色の見え方というのは、私たちが歴史の中で過ごしてきた生き方、伝統や風土にも影響されるということが分かりました。

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