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マイスター本科第9期第5回は“匠”

折り返し地点を迎えたマイスター講座第9期の皆さん。
先日行われた第5回は、“匠”がテーマの「日本の生活デザイン」でした。
各自、普段使用している木の道具を持参しての参加です。

プロダクトデザイナー、村澤一晃先生の「デザインを知り、デザインを見極める」
という白熱したお話に引き込まれます。



《日本は“木”の文化である》
“木”という素材について改めて考えていきます。木には固有の名前があり、
日本人は古来より使用目的にあわせ自在に加工を施してきました。
様々な木の素材のブロックを使ったワークショップは大いに盛り上がりました。



《生活用品の中に“木”を取り入れる》
互いに持参した木の道具を見ながら、曲げわっぱや漆塗りの道具など
「素敵ですね。ぜひ購入してみたい」という声も。
改めて、持参した箸や食器、時計、お盆などについて考えてみます。
素材や着色、製造方法について先生の解説を聞き、普段自分が何気なく使っている
木の製品について、振り返る良いきっかけとなったようです。



木の文化を育んできた日本人。生活と密着した器やカトラリーから、季節により
装いを変えるという日本人の発想の豊さに気付いた方が多くいらっしゃいました。
“木”の魅力を感じながら、身の回りにあるデザインと対話していくことを学んだ講座。
「長く使い続けたい」「これから木の道具を生活に取り入れたい」という感想が寄せられました。

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