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マイスター本科第8期7回「日本茶の愉しみ」講座を開講しました。

ニッポンブランドマイスター講座第8期7回は、「日本茶を愉しむ」と題し、
講師に山上昌弘先生をお迎えし、
今回より1時間延長の充実の3時間講義となりました。
日本茶の歴史からはじまり日本特有のお茶のおもてなし文化、
製法と種類、淹れ方から味わい方まで、身近でありながら実は良く知らない
日本茶についての知識を深めました。
世界の日本茶事情に詳しい山上先生の現地レポートのお話も興味深いですね。



最高級のお茶葉「玉露」の珍しくも美味しい愉しみ方を教えて頂きました。
「しずく茶」と呼ばれる、3段階の異なる味わい方です。
写真は最終段階のもので、茶殻に白ゴマとお醤油を垂らしたものを加えて味わうという趣向です!
山上先生曰く「作り手に感謝して最後まで大切に頂く」というコンセプト。日本人の自然に優しく謙虚な心が伺えますよね。





後半は急須総論の時間です。急須のことはなんでもござれ、
の急須プロデューサー村上典隆氏を急須の有名産地常滑よりお招きしました。
煎茶実習では、和気あいあいの雰囲気の中、
煎茶の美味しい淹れ方を練習してみました。
みなさん真剣な表情の講義の中での美味しく楽しいひとときです。



村上氏がセレクトされた沢山の急須を前に、
急須の形状や材質の説明や正しい扱い方も教えて頂きました。
(一同に集められた様々な形態の急須の多様さに驚きました)
購入検討中の人には、お気に入りの一口
(急須の数え方:イッコウと読みます)を選ぶ参考になりますよね。

山上先生からは、急須の取っ手の角度についての分析がありました。サービスする時の態勢により取っ手の角度を選ばないといけません。
又、村上氏からの説明で、急須につきものの茶殻が詰まる問題も研究改良されていて随分と使い易い製品が作られていることを知りました。

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